オンラインを使うと、面談スキルが格段に向上。すべては、自分自身の気づきから生まれてくる。
コロナ禍において、一気に進んだオンライン・コミュニケーション。気が付けば、仕事だけではなく、マンション購入相談も、クルマの購入相談も、あらゆるビジネスがオンライン化している。
最初は正直、オンラインの商談に、偏見と物足りなさを感じていた。
それが最近では、初対面でのセールスに対しても、対面と同じように接している自分に気が付いた。逆に、やりやすさすら感じている。
私自身、人材採用の業務も行っており、毎月、何名もの候補者から、初対面で転職相談を受けている。スタッフも、同様に面談を行っているが「人によってのうまい下手の差が非常に大きいな」と感じるようになった。
結論としては、対面面談がうまい人は、オンラインもうまくやれる。
それ以上に、オンラインでの面談スキルは、対面以上に、うまい下手の能力が、さらに如実に表れる。
困ったら、一度、『ZOOMで録画してみるといい』
いかに自分は、カメラ映りが悪いのか?表情が乏しいか?マスクなんかしようものなら、より何を考えているかわからない。
下を見て話すから二重顎になる。早口は、オンラインでは、より聞き取りづらい。何を話しているか意味不明。。
顔だけアップになっているから、動きが乏しくて退屈する。。。
これがすべて、フィードバックの材料になる。
対面面談の場合では、商談が終わった後に、スタッフに対して商談に関する進め方や話し方に関してフィードバックしても、あまりピンと来ていないことも多かった。要は、自分の姿がリアルに見えないから理解できないのだ。
それが、ZOOMの録画を見せるだけで、わざわざフィードバックしなくても、自分の表情、相手の表情、声のトーン、聞きやすさなど、すべて、自分の一挙手一投足があらわになる。
自分が、下手だと、本当に感じるのだ。『恥ずかしくて死にそうになるくらい。。』
だから、修正も早い。自分のZOOM録画を何パターンも見て、自分の課題を自ら発見し、自分自身で修正を図っていく。
人から指摘されるとプライドが傷つくスタッフも、自分で感じて自分で修正を図り、自分でスキルを上げていく。
オンラインでスキルが上がれば、対面ではもっとうまくいく!
オンラインのおかげで、私自身は、育成の手間を省きながら、スタッフの能力が自然に上がっていく事を、楽しみながら待っている(笑)