【レビュー】 (第8戦)T.T彩たま VS 岡山リベッツ 2020年12月20日(日)
はじめに
一昨年と昨年、それぞれ年末の試合では劇的な展開でファンを喜ばせてくれた。
1stシーズンだと12月23日(春日部)、2ndシーズンでいうと12月30日(立川)。平野友樹選手が水谷隼選手に勝った試合、ジオニス選手が第4マッチ&ビクトリーマッチと連勝し、私を含めてファンの多数とハイタッチをしたシーンなどは記憶に新しい。
その流れでいうと、今年もきっとすばらしい試合を繰り広げてくれるだろうとポジティブに期待をしているし、何よりも自分自身、前向きな気持ちで応援をしなければならない。
気持ち新たにこの試合をリアルタイムで観戦した。
この試合の注目ポイント
① 負けを積み重ねている天敵=吉田雅巳選手への対策
② ジンタクキャプテンの出場可否
試合結果
2-3で岡山リベッツの勝利。彩たまは試合数少ないとはいえ最下位へ転落。勝利が遠い。
試合後振り返り
彩たま(本日の三賞)
殊勲賞:曽根翔(3)/ 篠塚大登(2)
上田/森薗という強いペアにも勝利をおさめ、十分すぎるくらいにTリーグで通用していることを示す。二人には今後シングルスへの出場をアピールしてほしいし、チームの状況を考えてもそのチャンスはあるはずだ。
技能賞:松平健太(2)
レシーブがとにかく上手いし、相手の待ちを外してノータッチでぶち抜くことのできるバックハンドでのストレート攻撃は華麗。丹羽戦での最後のポイントは痺れた。
「勝ちたいんじゃ!」賞 : 坂本竜介(初)
淡々としているように見えて、実は勝利を最も切望しているのは選手ではなく監督なのではないか?と思い選出。
監督へ。
悔しい時は「メチャクチャ悔しい」と昨シーズン最終戦の挨拶の時みたく、もっとストレートに感情を表現し、炎をメラメラと燃やしてほしい。
あの時は今とは比べものにならないくらいに悔しかったけど、「あぁ、監督と感情が共有できてるんだ」というのが実感できて、それがうれしかったからもらい泣きした。
なので、個人的願望としてはありのままの喜怒哀楽をもう少し見てみたい。
寸評
ダブルスの勝率が高いこと。健太選手がコロナ明けにもかかわらず丹羽孝希選手から(5ゲームマッチで)勝利をおさめたこと。
悲観材料ばかりではなく、明るいニュースもあるのだから一番良くないのはひどく落ち込むこと。気持ちの切り替えもプロスポーツ選手として問われる能力。歯を食いしばってでも落ち込む姿を見せず、しっかりと前を見ていてほしい。
12月の残り2試合は「年末あるある」の仕事追い込み時期であるため、視聴することはできない。ファン仲間とリアルタイムで一喜一憂できないのは試合に負けること以上に悔しいことだが、恨み節を吐いても好運は推しチームへ寄り添ってくれないだろう。
結果確認で画面を開けたその瞬間、笑顔があふれていることを期待したい。
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