【レビュー】 (第9戦)T.T彩たま VS 岡山リベッツ 2020年12月22日(火)
はじめに
下記レビュー記事が、「noteスポーツ編集部」のまとめマガジンに追加されました。
スポーツ好きの方全般に読んでいただきたいと思ってレビュー記事を書いていた部分もあったので素直にうれしいですし、励みにもなります。
というわけで本題へまいりましょう。
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この対決は必見!
20日(日)に行われたばかりの試合であるが、2日後に再戦。
この試合の注目ポイントとして挙げたいのは何といってもこの組み合わせ
松平 健太 VS 上田 仁
青森山田中・高の同級生対決。かなりアツい。ハイレベルな戦いが予想される両者の試合を観ないわけにいかな・・・
仕事で観れない。こんな黄金カードを平日昼間にやるのはもったいないと思いながら、他カードにも目配せしてみる。
捕らぬ狸の皮算用をしてみたところ・・・
うん、オーダー自体は悪くない。ここ最近、研究されてきた感のある(英田)さとしを休ませて、ジンタクキャプテンを2番で起用したのも納得。「彩たまキラー」の吉田雅己選手相手に分は悪そうだが、負けてもともとくらいの割り切った気持ちでぶつかってほしいし、とにかくボールにくらいついてほしい。
丹羽選手にジオニスを当てたオーダーはピッタリ。イケる。
岡山リベッツはダブルスで奇襲気味に森薗/サティで組んできた。意外だったが、守備力の高いサティとサーブ・レシーブの質が高い森薗選手の組み合わせは経験値を増していけば、強そうな気がする。だけど、組んで初めてとなる試合でこちらが負けるわけにはいかない。
ダブルスと3番、4番が勝って3-1で彩たまの勝利。これが13時時点の個人的予想だったがさて結末やいかに!?
試合結果
1-3で岡山リベッツの勝利。ダブルス起用がズバリ的中し、丹羽選手も勝負強さを発揮するなど、勝ち方も見事。木下との2位争いは年明けから激化しそうだ。
12月未勝利の彩たまだが、もがけばもがくほど沼にハマっていく、シャルケ(独ブンデス⚽️)のようなチーム状態になってきた。
謙遜せずにあえて言わせてもらう。このチームに今こそ必要なのは爆援であることをあらためて認識した。
試合の振り返り
T.T彩たま(本日の三賞)
殊勲賞:なし
技能賞:松平健太(3)
出場する前に勝負が決してしまっていたのが残念だったが、次戦へつなげようとする彼なりの意地をみた。チームのエースとして、琉球戦でも頼む。
「勝ちたいんじゃ!」賞:神巧也(5)
下を向くな。自虐的にならず試合の中で良かったところをイメージして次の試合へつなげろ。頑張れ!!
寸評
Tリーグ発足以降、チームとして迎えたかつてない難局。
オーダーのことを色々と言及してみたが、事の本質はそこではなく、自分自身に打ち勝つことこそが最も問われる状況になってきた。強い気持ちをもち、自信をもって戦えるかどうか?
明日は年内最後の試合だ。ファンのために勝ってくれとか言わない。「誰かのために」とか背負い込むようなことを一旦放棄し、自分たち自身のためにも挑戦者精神をいかんなく発揮し、どうか納得のいく試合をして年を越してほしい。カッコ悪くてナンボ。もがけ!!
悔しいことにこんな苦境の中であるにもかかわらず、明日も試合を観ることはできないが、結果確認で画面を開こうとするドキドキ感の先に朗報が飛び込むことを期待している。
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