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海老澤剛の生い立ち77-書道部S井先生
高校では、週一回、芸術の時間もあり、わたしは書道を選択していました。
書道の先生はS井先生で、比較的お若いということもあり、我々生徒たちと自然と仲良くなってくださいました。
書道部の部室には書道部以外の生徒も入って楽しく話をしていた印象があります。
S井先生も東高校の卒業生で、当時は「番を張っていた」との噂を聞きました。
なので「あの先生には逆らわない方がいいぞ」なんて助言してくれる友だちもいましたが、なんとなく波長が合うというか、リラックスしてお話できました。他の生徒たちもそうだったと思います。
授業は楽しく、書道の楽しさ、字の美しさ、書く喜びを教えていただきました。
わたしは社会人になっても、年始である正月や、何かひらめいた時は、浮かんだ言葉を筆ペンでノートに書き留めています。
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