見出し画像

その仕事をなぜやるのか?

アパレルのお店で棚の洋服をたたみ直して整えることを、スタッフにお願いするとき、

「ここの服を、こういう風に畳んで、この順番に並べて、袖はこの角度で見えるように並べておいてください」

とまで説明したら、頼まれた人にとってはその仕事はただの作業。

自分がやっても誰がやっても結果は同じだし、きれいに並べた結果としてすごく売れたとしても自分の自信にはなりません。

できるとしたら誰よりも早くやるくらいのことです。


一方で、
「ここの棚の商品は今週の打ち出し商品として1日100点売りたいので、一番魅力的に並べ直してほしい」と言ったらどうでしょう?

少し時間がかかるかもしれないですし、最初は上手くいかないかもしれません。でも自分で工夫して売れたら自信につながります。

画像1

もし売れないときは次の日にヒントをあげるのもいいでしょう。ただし答えは本人が見つけるように導くだけです。

「HOW」どうやってやる
じゃなくて
「WHY」なぜやるのかを伝えることで
人は成長し、自分で考え工夫する習慣がつくのです。

HOWじゃなくてWHYで伝え、工夫と期待して成長を見守りましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?