旅行の話し
先日、何年かぶりの旅行をした。
コロナ禍はもちろん閉店までの間の忙しさにかまけて久しぶりの旅行であった。行き先は鹿児島と宮崎。
当初は妻と友人の2人で旅行に行くと聞いていたのだが、車の運転に自信がない(普段車の運転は私がほぼしている)との理由から半ば強引に駆り出される事に。浪人生活中とはいえ、スケジュールのある生活をしているので当初は旅行する事を躊躇していたのだが、今しか行けないという妻の言葉と圧力に負け同行する事になっのだが…。結果、有意義な旅行となった。
到着当日は台風の影響で水の中を歩いているような湿度と大雨。霧島から観る風景も靄がかかり翌日以降の天気に期待する。天気予報は晴れの予報。
その晩は九州88湯の一つでもある宿に宿泊。名湯らしく全国各地から来た温泉ソムリエ(私が勝手に名付けました)が代わる代わるにやって来る。そんなおじさま達と出会い、和気あいあいお話しさせていただきました。
翌日からは予報通りの晴天に恵まれ霧島からも美しい風景を観る事が出来た。南下する道すがら桜島を眺める。
今回の旅行一番の目的は、妻と友人が友達に会いに行く事だった。その道すがらに温泉地や名所と呼ばれる地に立ち寄り、ご当地料理を食する。
この辺りは養殖漁業が盛んらしく。カンパチをお勧めされたのでいただく。鰻も名物と聞く。
そして目的地の友人夫婦が営むシービスケットパーラーへ。地元のフルーツを使い、パフェやフルーツサンドにして予約もままならないくらいに人気を博している。私達、遠方から来た友人達を歓迎していただいたき、溢れんばかりのマンゴーや苺、先駆けの白桃などフルーツが山のように乗ったパフェをいただく。らしくもないが美味しくいただきました。
マンゴーを一度にこんなに食べたのは初めて。この仕上がり、出来栄えにその想いを感じる。
美しい断面。
若い人はこれを萌え断と呼ぶらしい…確かに美しい。が、おじさんはそのような言葉は使いません。
そして、友人のお店を後に。少し足を伸ばして馬がいる岬へ。
それから、妻達は一足先に帰るので折り返して鹿児島市内まで送り届ける。
ここからは1日だけの一人旅。
居酒屋で郷土料理を食べ、なんとなくつなぎにおでん食べて立ち飲み。〆にラーメンを食べて寝るという孤独のグルメを満喫。
たまには観光も。島津家別邸仙巌園に。
そして空港を目指して北上。最後の食事はお肉。
旅の締めくくりは、友人お勧めの温泉に入って終わる予定であったが、下調べが甘く日帰り入浴の受付が終了していた。残念ではあったが、時間もあったのでそちらからほど近い湯治湯を紹介されたのでそちらに。
言い方は悪いのだけれど一見掘っ建て小屋ではあるが、心地良い感じ。中の作りも決して美しくはないが。味があると言えば良いのだろう。こちらでも温泉ソムリエのおじさまが多数いらっしゃいました。そしてほのぼのコミュニケーション。普段は積極的に話す方ではないのだけれど皆様良い方でよく話しました。そして帰路へ。
久しぶりの旅行らしい旅行。癒しの旅。沢山食べ、沢山の良い人達に出会いました。
次の旅行はイタリアか。
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