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徒然-note 25 離婚のこと(2)

徒然-note vol.25 1/10/2021

「離婚のこと(2)」

前回の続きになります。そう、その当時の自分の心境を振り返ると、こんな感じだった。彼女が言っていることは全て正解。つまり自分の思っていること考えていることは全て間違い。All or Nothing. 彼女の言っていることが世界のすべてで、自分で考えても結局間違いなのだから意味がない。もういっそのこと彼女が世界のリーダーになれば世の中は絶対に平和になるのに、なんて本気で考えてしまうほど、まるで何かの教祖様に仕える奴隷のような、そんな感じだった。

それを知ってか知らずか、彼女からは、あなたには自分の意思はないのか?そんなのでよく仕事できてるな、おまえの周りには頭の悪いバカしかいないのか?私には人を見る目が無かったと自己嫌悪に陥るわ、などと言われたが、反論することすら出来ずにごめんなさいと言う言葉しか出てこず、全て自分が悪いからこうなんだ、とそういう思考だった。

思い返してみると、これは軽い洗脳状態のようにも思える。ただ少し違うのは、自分からその状態を選択してなっていて、彼女はその状態が嫌で仕方なかったのだ。

そして、別の表現で言うなら、「勝手に恐怖に支配されにいった挙句、保身に走ったクズ男の末路」であった。そりゃ捨てられても仕方ないとうことで捨てられてしまいました。

ガッツリと迷惑をかけてしまって、申し訳なさ120%なため、子供たちの親権は彼女、その時に持っていた不動産を含む資産は全て財産分与の一環として譲渡、毎月のお給料のほとんどは彼らに渡すことで書面を交わしているため、自分は少ない貯金を切り崩して細々と地味な生活、といった感じでなんとかバランスを取ろうとしているのだが、経済的な限界はもうすぐだ。野垂れ死んでしまえば月々に渡せなくなってしまうのでそういうわけにはいかないけれど、自分の取り分をくださいとお願いするのは文書ですでに取り交わしている内容を変更することになるので、それは言いにくい。それから「は?あんたがもっと稼げばいいだけの話でしょうよ。違うの?」などと言われたら全くその通りで1mmも反論できないからだ。

次回はこの状況から学んだこと、としてがんばって続けてみようかなと思います。

takeshi_h

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