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国家資格キャリアコンサルタントの勉強経験-その6

見てくださってるかた、こんにちは!

今日は前回の投稿の続き、④〇〇不足とセットになる対策やツールについて書いてみようと思います。

前回書いたように、設問3で見立てた「〇〇不足」等について、それを解消する(〇〇不足を解消させる)方法を設問4で書けばいいことになります。

前回と同じですが、設問4は
①冒頭部分の定番パターン
②設問3で記載した問題点とその対応策、見込まれる効果
③「相談者が主体的に今後の〇〇(相談者のメインに悩み)に対して判断出来るように支援していきたい。」という結語パターン

の順序で全体を構成すればいいということになります。

それで、今回は上記の

②設問3で記載した問題点とその対応策、見込まれる効果

について書いてみようと思います。

例えば、ツールとその効果の簡単な紐づけ例なら、以下のイメージですね。ただし、効果は設問の内容によってある程度変わってもいいと思います。例えば職業興味検査の効果は、状況によっては自己肯定感の上昇にも効果がある場合があります。

【job tag(スマホでもPCでもネットがあればできる)】
・職業興味検査 - 仕事理解
・価値観検査 - 仕事理解
・職業適性テスト(Gテスト)- 仕事理解、自己効力感
・しごと能力プロフィール検索 - 仕事理解
・ポータブルスキル見える化ツール - 仕事理解
・キャリア分析 - 職務適性
・職業能力チェック - 職務適性

【ジョブカード】
・キャリアプランシート - 自己理解、自己効力感
・職務経歴シート - 自己理解、自己効力感
・職業能力証明シート - 自己理解、自己効力感

【キャリア・インサイト
(自分の個性を理解し、その上で、将来の進路や職業について考える素材を得られるように支援するツール。ハロワや学校キャリアセンターなどのPC)】
・適性評価 - 仕事理解、職務適性、自己理解
・職業情報 - 仕事理解
・総合評価 - 仕事理解、職務適性、自己理解

新卒の就職や、転職などの相談ツールとしてはこんな組み合わせになると思っていました。なので、設問4の
②設問3で記載した問題点とその対応策、見込まれる効果
については、

仕事理解不足については、キャリアインサイトを活用し、職業情報の検索などから、仕事理解を促進する。

転職への支援として、jogtagのGテストや職業興味検査で能力や興味からの適職を把握することで、自己理解不足解消、自己効力感向上へつなげる。

転職への支援としては、ハローワークや民間の転職サイトの利用についての情報も提供し、転職に向けた情報の整理を一緒に取り組んでいきたい。

こんな感じで文章を構成しています。

ただ、前回も記載しましたが、上記のツールとその効果は定型的なので書きやすい反面、気を付けないと
「それってリアルに相談者が言われて、喜ぶ?」
「わかりました。それやってみます」って思ってくれる?
から離れて行ってしまうことがあります。問題文の相談事例に対して、相談者が「相談してよかった~!」って思える方策と思う中に上記ツールが入ってもいいな、と思った時に使う方がいいと思います。

また、ツールを使わない方策とその効果としては、

【例:自己理解不足の解消】
自己理解不足については、長期的なキャリアプランの形成を念頭に、これまでの職務経験の棚卸しとやりがいを感じられた仕事内容やその時の感情を深堀りし、自己理解を促進する。

自己理解不足については、職務能力を中心にこれまでのキャリアの棚卸しをし、やりがいや楽しさを感じた出来事や感情を深堀りし、自己理解を促進する。

【例:コミュニケーション不足の解消】
コミュニケーション不足については、〇〇に関する不安もあることから、▲▲に対する不安要因、▲▲準備における協力体制等について、夫を含めた家族内での話し合いを提案する。

【自己効力感の向上】
何が一番の不安なのかを聞いて自己理解を促し、気持ちの整理と自己探索を深め、自己効力感の向上に繋げる。

こんな感じです。上記には個々の相談事例の具体的内容を省いていますのでご注意ください。

解答に際し、加点には前回の投稿の【③得点(加点)ポイントが押さえやすい】の内容をよく理解して記載しないと点数が伸びないと思います。

といった感じが、自分で勉強した経験をもとにした感想でした。







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