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iPad mini6がテレワークデバイスとしてちょうど良い理由

発売・購入から1週間経ったiPad mini6ですが、使ってみていろいろ見えてきたことがあります。

同様に、さまざまなレビューもあり、賛辞の声が多いと反動で「買うな」というようなレビューも見かけます。そもそも、こういうデバイスって「機能面」だけで語られるものではないですよね。ユーザーの「ライフスタイル」「価値観」や「用途」によって選ばれるべきです。

どうも、「(自分には)必要ない」と「(自分は)買わない」と「買うべきではない」を混同している人がいるみたいです。興味なかったり、自分が現状で満足している人は「必要ない」です。必要かな、欲しいな・・・と思いつつも、他の機種との比較など予算感に応じて「買わない」という判断をすることもあるでしょう。でも、「買うべきじゃない」って・・・どんだけ他人のライフスタイルに踏み込んでるんだ、とw

今回、私はあくまでも自分のライフスタイルや使う場面に応じて、どんなところが気に入ったのか、また現時点でどう感じているのかを素直に書きたいと思います。私の使っているストーリーが、みなさんのストーリーと重なるところがあれば幸いです。

モバイルデバイスとしてのiPad mini6

基本的に、外出時、私は持ち物は必要最低限にしたい人です。普段はなるべくカーゴパンツにして、財布とiPhoneとハンカチだけポケットに入れて出かけたい人です。(東京では、財布とiPhoneすら持たず、AppleWatchだけ持って出かけていました。モバイルSuicaが財布がわりになるし、セルラー契約なので、AppleWatch単体で通話できるし。でも、関西に戻ってきて・・・現金のみの店が意外と多くて困っています。家の鍵もカードキーになってしまったのでiPhoneケースに入れているのでiPhoneも持ち歩かなければならなくなった。。)

業務上、MacBookPro16や一眼レフカメラ、マイクなどの諸々の機材を持ち運ぶこともあります。某社のエバンジェリストとしてプレゼンテーションする場合には、マシントラブルが怖いので、Macは2台持ち、念の為のiPad、ケーブル類なども持ち運ぶことがあります。でも、プライベートでは極力少なめ。また、打合せくらいであれば極力軽装で動きたいわけです。でも、出先でメールやSlackのチェックをしなければなりません。

業務上、入稿されてきたWord文章やPDFのチェック、画像・動画のチェックということがあります。今はコロナ禍でそうではないですが、都内を結構頻繁に動き回っていたので、チェックの度にカフェやベンチを探して・・・というのが面倒でした。基本的にカフェは大好きで足を休めるためにもよく入っていましたが、お金も掛かるし、急ぎの時には電車内で原稿にApplePencilで直接朱入れしたいんですよね。その目的にはiPadが適しています。iPhoneじゃ細かくて見えにくい。MacBookAirをいじろうとすると「座らないといけない」。電車で座っても、カバンがあると膝上が必ずしも空いているとは限らない。そういう時のデバイスは、片手で持てるということが必須条件です。

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そういう用途では、iPadではなくiPad miniは最適です。6になってApplePencilが第二世代になったのもありがたいですね。本体にピッタリ付きますし、充電の度にLightning端子に刺さなくて済む。これ、外出先でやるの怖いんですよ・・・落としそうで。

その他、読書(Kindle)、新幹線内での動画視聴、音楽再生、これらは今までiPad mini3(もう古くて親にあげた)やiPad Proを使っていました。

この1週間、iPad mini6を持ち歩いてみましたが、本当にバッグの中で嵩張らない。読書も快適ですし、原稿チェックもOKです。

テレワーク・オンラインセミナーではiPad Pro10.5よりiPad mini6が便利な2つの理由

会社員ながら、普段から私は自宅勤務です。ですので、テレワークをストレスなく行える環境は自ら整えています。その中で、MacだけではなくiPadを使うシーンもあります。※どんな作業環境なのかは、下記のnoteで書いています。よろしければご一読ください。

実は、iPad mini6を購入した一つの理由が端子がType-Cになったことでした。実は、ずっとiPad Pro 11inchや12.9inch、iPad Air4を買おうかと悩んでいたのです。端子がType-Cだからです。

私は会議の際にはホワイトボードに論点を書きながら進めるのが好きなのです。そうすれば、その場で文字として残るので、後で「言った/言わない」ということも無くなりますし、議題や論点が整理されやすいのです。

ところが、オンラインでの業務になると、その場でホワイトボードに書くということが無くなりました。一時期、本気で家の壁にホワイトボードを設置することを検討しました。ちゃんとしたのは結構な金額がしたので断念しました。

そこで、Zoomなどのオンライン会議で、手書きメモが共有するようにして、問題は解決しました。メインのPCやカメラは別にあることを前提としています。画面共有で、iPadを選んでも良いですし、私の場合にはATEM miniというスイッチャーを使って、自分の姿はch.1に、iPadはch.2にしておいて、状況によってスイッチしています。また、ピクチャー・イン・ピクチャーを使うこともあります。

さて、その際には、今までiPad Pro 10.5inchではそれがうまくいかなかったのです。理由は2つ。

(1)端子がType-Cじゃないから

(2)サイズが大きすぎるから

(1)についてです。LightningでできなくてType-Cだからできることがあります。私の場合には「解像度」というところで大きく違いが出てくるのです。

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比較のため、このようにPowerPointの同じページを開いてみました。上がiPad Pro 10.5inch、下がiPad mini6です。これがどのように画面に現れるか、Zoomの画面で比較しましょう。それが下の2つの画像になります。2つのうち1枚目がiPad Pro10.5でPowerPointを映し出したもの。2枚目がiPad mini6です。

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要は、Lightning経由での画像は小さく映ります。対して、Type-C経由だとちゃんと画面ギリギリまで大きく映ります。これは私にとっては大きな違いです。

(2)サイズについて。ApplePencilを使えるタブレットに対して「お絵かきができるか」ということが評価の対象になる場合があります。個人的な感想ですが、一言で「お絵かき」と言っても、大きなキャンパスに絵を描くこともあれば、小さなスケッチブックに描くこともあります。だから一概に「画面は大きい方がいい」という論調は納得ができません。「漫画」は一枚にストーリーとなるコマを複数描くのでなんとなく大きい方がいいように思うのですが、ApplePencilは別にお絵かきのためにだけ存在しているのではありません。

この写真を見てください。

大きさ比較

私のデスク上に、iPadやTrackpadを並べてみました。そして右に、RHODIAのメモパッドを置いています。普段、メモをとる時には、このメモパッドを愛用しています。(大学ノートとかは使わない。)実際に普段書いている大きさの文字を、RHODIAメモパッド→iPad mini6→iPad Proの順で書いてみました。それを写真で並べてみます。

文字比較

確かに、画面が大きい方が、書き込める文字数は増えます。ですが、RHODIAのメモパッドを愛用している私からすると、iPad Proは大きすぎるのです。メモパッドに比べると、iPad mini6も1.8倍くらいの大きさの画面です。十分、メモを書き込むことができます。

ガセネタかもしれませんが、昨年くらいに、AppleがMagic TrackpadにApple Pencilを対応させる特許を申請した、というリーク情報が流れました。実は、それが本当は欲しいと思っています。(仮想イメージとしてはこれ)

仮想

デスクの広さは有限です。キーボードやマウスだけではなく、紙の資料を並べる時もあります。参考文献を開いたり。そんな時に、iPadのサイズはそこそこ邪魔なんですよ。実際に、手首の付け根を机に置いて、メモをとる場合や朱入れする場合、ペン先の稼働区域ってそこまで大きくありません。絵と違い、文字についてはそんな精密なものは求められません。ストレスなく書いて、それがオンラインで繋がっている方へちゃんと見えるレベルで届いているかどうかが大事なのです。

以前はそれを目的として、SurfaceBook2を使っていた時期もあります。しかし、やっぱり文字を手書きする時には机の上にタブレットが敷かれていて、しっかり固定してくれないと、パパッとメモをとることって難しいんですね。いろいろタブレットスタンドも試しましたが、ロディアのメモパッドの延長で使いたい私にはスタンド使用は違和感しかありませんでした。

カメラ画像をその場でチェックするにはこのサイズが一番いい

最近はいろいろと撮影も頼まれることが多くなりました。コロナ前は撮影や配信は「プロがするもの」というイメージがあって、動画制作会社に依頼が多く来ていました。ところが、コロナ禍で一変。いわゆるプロに毎回来てもらっての撮影・配信はコストが掛かるので、内製化したいというニーズが増えました。

その頃から、撮影・配信の相談が増えました。

また、それくらいのクオリティのものなら、個人で購入できるレベルの機材で対応ができるようになり、気軽な撮影支援やレクチャーも依頼されることに。

そうなると極力、運ぶ機材の一つ一つを「軽くしたい」と思うようになるわけです。意外と効果的なのは、電源周りです。窒化ガリウムの普及で、充電器が非常にコンパクトになりましたよね。助かっています。M1 MacBookAirも助かっています。以前は、MacBook 12inch(2017)やMacBookPro13(2019年のCore-i5モデル)をモバイルとして持ち歩いていましたが、性能的に・・・というところがありました。

実際問題、出先で動画編集やフォトレタッチをすることって稀なんですよ。出先でやることは、

■色味や画角の確認

■編集指示のためのちょっとした編集(イメージサンプル)

■入稿されてきたデータの微調整や朱入れ

くらいのものです。それならば、Type-C端子を備えたiPad mini6で十分です。同じくType-Cを備えているZV-E10との相性も良いです。

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Photoshopくらいならサクサク動きますしね。

そう考えていくと、やっぱりiPad mini6は買って大正解でした。

意外とリビング・ベッドで使わない・・・なぜだ?

最後に。iPad miniを買う時に他の方が理由の一つに挙げる「ベッドサイドでの利用」について。以前は、私はiPad miniをベッドで使っていたのです。軽いので便利でした。ところが、この数年、ずっとその座をiPad Pro10.5が占めていたんですね。理由は、スペックの問題。サクサク動画視聴したかったから。

ところが、それに慣れてしまったのか、寝転がって上向きにiPadを構える時に両手で持つ習慣がついてしまいました。これを、iPad mini6で片手ですると意外としんどいんですよ。重さが半分になっているわけではないですし。また、片手だとブレる。そうなると両手で持つ。両手で持つなら、やはり画面は大きい方が・・・という流れですw

まあ、これはiPad Proを持っているからそういう選択肢があるというだけなのですが。

さて、今日は午後からセミナーの司会です。陰でひっそりとiPad mini6を活用します♪

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