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【完全主観】MacBookユーザー最適ブランドARTPHEREを語る。
兵庫県を代表する街といえば「神戸」。第二の街は西宮なのか姫路なのか・・・ただ、日本海側には「豊岡」があり、そこには「豊岡鞄」という街をあげてのブランドがある。皆さんは、その豊岡鞄の中でも異彩を放つARTPHERE(アートフィアー)というブランドをご存知だろうか?
僕は、ARTPHEREが好きだ。というか、バッグが好きなので他のメーカーの物も適宜使う。しかし、その中でもここまで「最新作」が気になったり、継続的に同じメーカーで揃えているのはARTPHEREだけになっている。
今日は、その理由を述べてみたいと思います。勝手な個人的な評価ですが、特にiPadやMacBookユーザー(Win機でも)が通勤で使う際のメリットにも触れたいと思います。
2010年。iPad生活はバッグ生活も変えた。
初代iPad。もう写真も残っていないけれど、スティーブ・ジョブズのiPadの発表プレゼンを見て、どんなものかイメージが湧かなかったけれど欲しくなった。発売前から雑誌などで特集されて、みんな様子見だったけれど購買欲求が高まっていた時代。発売されてすぐに初代iPadを購入。喫茶店でiPadを触っているだけで注目を浴びる時代があった。
当時は、私も普通の会社員(一応、今も会社員だけど)。毎日通勤していた。事務所には会社指定のデスクトップPCがあるし、家にも自作PC(当時は結構凝って作っていた)もあるし、通勤途中にアプリなどで遊ぶにはiPadがちょうどよかった。
あまりにもiPadの出来栄えが良かったので、調子に乗ってMacBookAir11.6もその後購入。一気にApple信者になっていく。
さて、そんな中、大きな変化があった。今までは書類を持ち運びたいということで、A4サイズが入るサイズのビジネスバッグを使っていたのだけれども、書類はスキャナーでPDFにしたものを持ち運べばいいということで、iPadがギリギリ入るカバン探しが始まる。
一旦の結論は、メッセンジャーバッグで、肩紐が本体と金属製フックで繋がっているタイプのものだった。駅まで自転車だったので、iPadを傷つけないようにカゴには入れないタイプのショルダー型のメッセンジャーバッグが都合が良かったのだった。その年、プライベート用・ビジネス用とショルダーバッグをいくつか買ったように思う。
2011年。iPad2購入翌日に起こった悲劇。
あまりに気に入ってしまったiPad。人気もあったようで早々にiPad2が発表された。実は初代iPadは背中が丸かった。それが机に置くときに微妙に使い勝手が悪く、iPad2でそれが改善されているということを知り、発売直後に購入。
iPad2を購入した翌日のことだった。いつものようにホクホクとメッセンジャーバッグにiPad2を入れて通勤。自転車を駐輪場に置いて、「よいしょ」と改めて肩に肩紐を持ち直そうとしたときだった。
『ガッシャーン!』
肩紐のフックが外れ、バッグ本体が落下。iPadの液晶が割れた。
その日の会議や業務は全く頭に入ってこなかった。iPad2は発売直後だったのでケースもあまり売っていなかった時代。そもそもAppleはケースをつけることを想定していなかった時代。守れるのはバッグだけだった。
そこから、またバッグ探しの旅が始まる。
ARTPHEREニューダレスバッグを選んだ3つの理由
それからというもの、バッグ本体と肩紐が一体型のバッグを探しまくった。ところが買ったバッグは見た目がチープだった。だいたい、一体型はかなりスポーティーなデザインになってしまう。選択肢も少ない上、バッグメーカーというよりもPC周辺機器メーカーが制作している。大抵は「黒色」。ナイロンでできていたそのバッグでは、落下はなくても外部からの衝撃の恐怖がつきまとう。そこで次の条件で探すことにした。
(1)iPadもしくはMacBookAirがちょうど入るサイズである(荷物は減らしたい派なので)
(2)落としてもデバイスに衝撃が掛からない構造をしている(落下・外部からの衝撃)
(3)バッグを開けた時に、中身がこぼれ落ちない構造をしている(開く際に中身だけ落下しないように)
さんざん探して見つけたのが、ARTPHEREのニューダレスバッグだった。
最初に買ったのは、①New Dulles Touch。薄給サラリーマンからすると、そこそこの値段に思たけれどiPadを守るため・・・と自分に言い聞かせて購入。それから、New Dullesシリーズで3つ。派生シリーズのFORTEとTondoも購入。使い分けている。
このシリーズの最大の特徴は「iPadを入れる場所が”宙吊り”になっている」ということ。
写真は②New Dulles Touchのショルダー型。iPad Pro10.5がすっぽり入る。この部分が宙吊りになっているので、万一のバッグの落下の際も、衝撃がiPadに伝わりにくい構造になっている。
また、このように、ダレスバッグは一定の角度でしか開閉しないので、バッグを開けた時に中身が飛び出すことがない。
そして、iPadやMacBookシリーズがジャストサイズで入るように設計されている。その点で、2020年に出たTondoはなかなか他になかったMacBookPro16がジャストフィットするサイズ。ちゃんとユーザーのデバイス購買行動をリサーチしているところがステキ♪
全てのモデルはiPad(無印)には対応。MacBookAir13にはほとんどのモデルが対応しているが・・・これはモデルによるので確認が必要です。
最近のモデルは、iPadとMacBookが2台入るようにも設計されている。
見た目もかなり好み。芸能人もチラ見してくる。
最初は、New Dullesを持ち歩いていると、久しぶりに顔を合わせた同僚から「変わったバッグだね」と言われていた。あまり当時は持っている人も少なかったのか、「遠くからでも岡田くんって分かるよ」と言われていた。
東京に住むと時々持っている人を見ることも。
新宿バスタの下にサワムラというベーカリーがある。そこでモーニングを食べていると、店員さんに声を掛けられた。以前、同じバッグを持っていたお客さんがいた。一目惚れして買おうと思ったけれどメーカーが分からなかったので調べられなかったので教えて欲しい、と。
大江戸線の麻布十番駅では、エスカレーターに乗っていると、ずっとバッグを見てくる男性が。顔があった。某有名俳優さんだった。(買ったのかなあ。)
見た目の「個性」と「機能」を両立しながら進化を遂げていくARTPHERE。大阪にリアル店舗ができたとのことなので、今度いってみたいと思います。
本当は、全てのモデルの「進化の過程」を書きたかったのですが、マニアック過ぎると思ったので割愛。機会があれば小出しで書きます。
ではまた〜