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息子が不登校になった日から 不登校記録⑩

こんにちは たけさゆです

前回は、息子と付き添い登校をする中で、
学校には学校の事情、子どもたちには子どもたちの事情があることを目の当たりにして、今の学校の運営がどれほど大変なのかをひしひしと感じた話をしました


学校や他の子どもたちにどんな事情があろうと、私は息子の気持ちを一番に尊重し、そのために必要な協力を学校に対してお願いして訴えてきました

並行して、息子が学校社会や先生に抱いてしまった恐怖を取り除くためにはどうすればいいのか、と試行錯誤をしていました

その中の一つについてお話します


付き添い登校をしていくうちに、息子の反応「安心で安全で個が尊重される」ということに良い影響を受けポジティブになっていくことを確信した私は、
優しいイメージのある保健室の先生傷ついた心不安な気持ちを受け入れてもらう、受容してもらうって最高にいいアイディア!」
「どうなるか分からないし、保健室の先生も知らないけど、やってみる価値はある」と思い付き、それを教頭先生に相談し了解を得て、保健室の先生に話を通してもらい、受け入れ場所になってもらいました

それは功を制し、
それにより息子は「学校は安全な場所で 分かってくれる先生もいる、今の自分を出しても大丈夫」と感じることができることができたと思います

担任の先生が怒鳴って怒らなくなった、そして保健室の先生はありのままの自分を表現しても受け入れてくれる ということは、息子が3月の年度末にかけて少しづつ学校を楽しめるようになった重要な要因の一つになったと確信しています


保健室を初めて訪れた日

全感覚を研ぎ澄ますのが得意なHSCらしい息子は、すぐに保健室の先生の人柄や雰囲気を感じ取り、
訪問したその日に、幼稚園時代のノリで、傷ついた心を開いて、弱っていて気張れずに赤ちゃん返り幼児退行している今のありのままの自分を出しました
私は、そのことにものすごく衝撃を受けました
なぜなら、息子は、まだ柔軟な心をもった子どもであり、相手の本質を見抜いて素直に反応していることを強烈に感じたからです

家では、幼児退行がかなりあった時期でしたので、保健室でもまるで幼稚園児のようにふるまっていましたが、それが逆に私には、とても良い反応に感じられたのです
それを傍で見ていた私は、「保健室の先生はとても息子に寄り添ってくれて息子の心が緊張から解き放たれ安心することができている」「学校の中で安心していられる唯一の場所ができた!」と感じ、心躍り、希望をもったのを鮮明に思い出します


その後、2回ほど、保健室を訪れることができました
先生と親しくなれたことで、学校の中ですれ違ったときには、明るく挨拶をしてそれが息子の気持ちにいい影響を与えているのを感じましたし、
遠くから先生を見かけるだけでも、気持ちがホッとするのか、私が話題に出すと気持ちが和んでいることがはっきりとわかりました

3学期に当たる時期は保健室の業務は年内でも相当忙しくなるようで、実際に保健室に訪問できたのは3回ほどでしたが、
年度をまたぎ、保健室の先生という存在が息子の心の支え、拠り所になっていきました
校内で偶然保健室の先生に会うと、とても嬉しそうにして元気が出て、その後は私との話も弾みましたから!


コロナ渦でのことでしたので、保健室には本当に少し訪問することしか認められなかったのですが、この事は、私にエネルギーを与え、2年生に向けてポジティブに動き出す原動力になりました

つづく


♡私たちは 生きているだけで 素晴らしい♡

子どものペースを尊重して

ママのペースも尊重して

それぞれの マイペースで歩んでいこう

大丈夫 進んでいるよ

読んでくださりありがとうございました^^





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