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自分の軸がわからない…そんなあなたに勧めたい、軸を手に入れるための5つのステップ

どうも、たけしです!

このアカウントではたびたび、

「自分で決めることが幸せなキャリアにつながる」
「そのために自分の軸を見つけよう」

そんな話をしています。

とはいえ、「どうやったら軸を見つけられるの…?」という疑問が出てきますよね。

今回は「軸の見つけ方」について、5つのステップに分けて書いていきます。
自分はどうありたいんだろう?と悩んでいるあなたのお役に立てれば幸いです!

これを読んで、ぜひ実践していただけると幸いです!
では、本編いきます。

ステップ①②過去の経験を洗い出す&なにが楽しかったのか言語化する

今まで自分が楽しかったこと・活躍できたこと・楽しくなかったこと・失敗したこと、印象に残っているものをすべて書き出してみましょう。
0歳から今まで覚えている限り、ひたすらに書き出す。
本当にささいなことでも大丈夫。100個は最低見つけるくらいの気持ちで行きましょう。
探すときには、性格診断的なツールを使うのも有効です。自分の強みは〇〇です!と教えてもらった上で、「そういえば、そんな強みが出た経験あったかな?」で振り返ると、気づかなかったことに気づくかも。

〜思い出す時のキーワード〜
親、兄弟、親戚、友達、学校、先生、先輩、後輩、習い事、得意科目、好きだった遊び、住んでいた街、ほめられたこと、めちゃくちゃ笑ったこと、活躍したこと、結果が出たこと、どハマりしたこと、失敗したこと、喧嘩したこと、腹が立ったこと、悔しかったこと、周りより自分が劣っていたこと、人には言えないようなこと(これ大事)

ここで「軸がみつからない!」って言う人のふたつのパターンをご紹介します。

パターンその1「人に相談しない人」
自分の価値観をつくる経験って、自分の中ではもう当たり前になりすぎちゃってて、ひとりで振り返っていると「だから、どうした?」ってなりがちです。
そこで他人に相談することで、「それってつまりこういうことじゃない?」「あーたしかに!自分では気づかなかったけど、そーだわ!」っていうやりとりは、あるあるです。
ぜひたくさん人に相談してください。
OB訪問でもいいと思いますし、友人と酒でも飲みながらお互いについて語るとかも有効かと思われます。

パターンその2「都合の悪いことから目を背ける人」
失敗したり、弱い自分を認めたくないから、目を背ける。
そうすると自分の軸をつくる体験を一部無視していることになる。
結果、迷走することになります。

ぼくの話になり恐縮ですが、当時目を向けたくなかったのが「高校時代に部活・勉強ともに落ちこぼれて、みんなから仲間はずれにされた経験」でした。しかし、これがあったからこそ、大学ではみんなの中心になりたい!人気者になりたい!ってどこかで思っていて、イベントを企画するサークルのリーダーになってめちゃくちゃ結果を出した経験があった。そこから「周りを巻き込んで何かを作りたい」という軸が生まれて、今の仕事を志望したということに気づいたのです。

みんなから仲間はずれにされていて「人気者になりたい」とか、ダサいし、つらいですよね。笑
でも、思えばそれが本音なんです。

だからこそぼくは「重要な原体験ほどダサい、つらいものである」という説を提唱したい。

これまで数百人の就活生の相談に乗ってきましたが、軸がみつからない人の多くは上記2つのどちらか、あるいはどちらにも該当しているように思います。

軸をみつけられないそこのあなた、
もしかしたら、人に相談する機会が足りていないのかも?
自分の「ダサさ、つらさ」から目を背けているのかも?
「嫌だなぁ、思い出したくないなぁ…」
そう感じた時こそ、軸を見つけるチャンスかもしれないですね。

ステップ③一貫している要素を見つける

さて、ここまで沢山のエピソードを振り返る中で、一貫する要素が出てきましたね?
それがあなたの軸となっている可能性が高いです。
ここで勘違いされやすいのが「何かひとつの軸だけに絞らないといけない」というもの。

もし確固たる軸がひとつあるなら、それはそれでいいと思います。
ただ、出てきた軸を複数組みあわせて考える方が、多くの人にとって現実的なのではないでしょうか?

ステップ④当てはまりそうな業界・会社・職種などをリストアップ

ある程度出てきた軸に則って、あてはまりそうなものは何か?仮説を立てましょう。この時点ではざっくりでかまいません。

〜たけしの場合〜
企画とか周りを巻き込むとか、営業っぽいな?でも営業って言っても色々あるから、どれがいいかな?

そんな感じでおおよそイメージをしておきます。

ステップ⑤本やネットで調べる、中の人に壁打ち

④で「軸に合ってそうだな?」と仮説を立てた業界や会社、それは本当にそうなのか?ここからは、本やネットで調べて、実際に中の人に話を聞いて、理解を深めていきます。

〜おすすめの情報収集方法〜
業界にまつわる本、社長の本、その業界の人の自伝、マンガ、ドラマ、映画、就活まとめサイトの記事、実際に働いている人の生の声(これが一番重要。ただ、会社説明会に関しては、参考になる部分ももちろんありますが、綺麗事しか教えてもらえないことがあるので、利害関係のない大人に相談するのがベストです)


「あれ、違ったなぁ…」
「やっぱりこれは良さそうだ!」

やっていく中で、色々出てくると思います。

そうなるたびに、それは何故なのか?
①〜③で見つけた軸の部分に立ち戻って、
「あぁ、この業界はこの軸には合ってるけど、こっちの軸には合ってないんだな」
「あれ?どの軸にも当てはまらないぞ?実はまだ振り返れていないエピソードがあるのかな?もう一回考えよう」

こんな感じでさらに自分の軸を明確にしていきましょう。

まとめ

いかがでしょうか。
自分の軸って、チャチャっと自己分析すれば見つかる人もたまにいますが、
今までちゃんと考えてこなかった人ほど、じっくり時間をかけなければ、すぐに見つけることが難しいものです。

ただ、「①〜⑤のサイクルを何度も回していけば、確実に自分の軸に近づく」ことは保証します!

①今まで楽しかったこと、得意なことをひたすらに洗い出す

②具体的になにが楽しかったのか?得意なのか?言語化する

③一貫している要素を複数見つける

④当てはまりそうな職業・会社をリストアップ

⑤本やネットで情報収集、中の人に壁打ちして確認


自分の軸さえ見つけてしまえば、あとはそれを信じて進んでいくだけなので、
むちゃくちゃ楽になりますよね。今まで真っ暗な森の中を進んでいたけど、コンパスと懐中電灯がみつかったような、そんな感覚なんじゃないかと思います。

ぜひ、自分の軸を見つけて、楽しく仕事をできることを祈っています。

では、次回もお楽しみに!

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