世界一のヘッジファンド創業者が構築した成功の原則
先日奥さんと新海誠監督の映画「天気の子」を観に池袋に行きました。上映時間までの時間で入った本屋で面白そうな本を見つけました。
読んでみたら、非常に素晴らしいかったのでぜひシェアしたいと思いnoteしました。
資産運用残高世界一ヘッジファンド創業者の人生の原則
レイ・ダリオって名前聞いたことありますか?わたしは大好きなYouTubeチャンネルで特集されていたので知りました。
レイ・ダリオ(Ray Dalio)は、世界最大規模のヘッジファンド・ブリッジウォーター・アソシエーツの創業者です。資産運用額は世界一と言われています。彼を知った動画は上のものです。
外見、めちゃくちゃかっこいいですよね。しかも彼自身の資産は2019年8月時点で194億米ドルだそうで日本円に換算すると約20兆円だそう…
超お金持ち!
PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則
そんな世界トップレベルのお金持ちのレイ・ダリオが、仕事や人生を生きることを通じて発見してきた原則を約600ページにまとめたものが上記している『PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則』という本です。
私の成功は「知らないことにどう対応するか知ったいたこと」
彼は著書の冒頭で次のように書いています。
私の考えを伝える前に、私は、知っているべきことに比べたら知らないことばかりの「馬鹿なヤツ」だということをはっきり言っておこう。人生で成功と言えることがあったとしたら、私が何かを知っていたからというよりも、知らないことにどう対応するかを知っていたからだ。私が学んだいちばん重要なことは、いくつかの原則(Principles)に基づいて人生にアプローチすることだ。それは、何が事実で、それをどうするかを知るのに役立った。
彼は、自分のことを知らないことばかりの「バカなやつ」と言っています。
世界一のお金持ちがバカなわけないだろ!
と思いますが、彼自身は、自分自身を「知らないことにどう対応するかを知っていた」人間を評していて、それが成功を築き上げたと言っています。
白状すると、私は、人からうまくいっていると思われたくて身なりを綺麗にしたり事業を大きくしようと頑張ったり、究極は奥さんに自分が超絶マザコンだということを言えずに6年間も一緒にいました。
だってマザコンてキモくないですか?笑
だから、自分がいろんなことをすでに知っている。なんでもうまくできる。つまりは、知っていることが多いとアピールしてきました。
だけど、実際には「能力のない自分を知られたくない」という器の中で人生を生きていて、自分が本当に欲しい家族との親密さや愛、コミットした事業の成功を得られていませんでした。
周りに対しても、親しさや深いコミュニケーション、一緒に困難を超えていくような強いパートナーシップを与えてはいませんでした。
自分が何も知らない真の謙虚さから人や物事に関わる
レイは、著書の中で、知らないことに遭遇した時、どのように対応し、仲間とともに成功を手に入れたか、そしてそこから発見した原則を書き記し、共有し、原則に従って失敗があれば原則を改善し続けたきたかを書いています。
純粋に、なんでそんな風にできるの?
と、正直思いました。ただ、彼は一時期、自分がとてつもなく傲慢で、そのことが大きな失敗を招いたことから、自分がなんでも知っている、すでになんでもできるという傲慢さを改めたと書いています。
そろそろ成功したい!そんな人におすすめです。
ぶっちゃけ私は、自分が思った通りの成功にはまだまだ程遠い人間だと気づきました。それは能力がないとか経験がないというわけではなく、傲慢さの塊なんだということです。
自分はすでに知っている。なんでも思い通りにできる完璧な人間なはずだ。という幻想を持って生きてきました。だけど当たり前ですが、そんな完璧な人間などいないのです。
だから、私と同じように「そろそろ成功したい」と思っている人は多くの気づきを発見を得られることでしょう。そして、自分自身が人生において成功(成長)していくために、たくさんのことを得られるはずです。
気になった方はぜひ一度読んでみてください。ちなみに、英語版は日本語翻訳版の3分の一の値段で購入できるみたい。
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