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シャルソン&パクチー銀行旅 その9

近くで待ってくれていたふっくんと合流し、レンタサイクルで一旦ゲストハウス品川宿へ戻る。
初乗りの30分130円で済ませるために、夜の港区を爆走。
返そうと思っていたサイクルポートが満車というトラブルもあったが、無事にギリギリの30分で返却ミッション達成!

品川宿はふっくんも泊まったことがあるらしく、スタッフさんの中にも顔見知りの人が。
夜ご飯のおススメを聞くと、良い雰囲気の居酒屋は残念ながら満席で予約できず。第二候補の中華屋さんで食べることに決定。
昨日も入った温泉で再び汗を流し、美味しい中華を食べて満足。
なんと、メニューにパクチー餃子がある!
食べてみたが、もう少しパクチー味が強くてもいいような…

ふっくん、来月の大野古民家シャルソンにも参加してくれることになり、すぐに会うことになりそう。
それじゃあまたね!!


品川宿・夜のフリールームは、スタッフさんやオーストラリアから来たという2人組の旅人を中心に話しており、その輪に混ざる。
若めな人が多いイメージのスタッフさんだが、そこは旅好きやゲストハウス好きが多く、話は尽きない。
将来的に、お隣の滋賀県で宿を開きたい!という志を持つ若者も。ここで修行して、将来に備えているのだそう。
ここのスタッフを卒業して、開業するという人も結構いるらしい。
サポートもしてくれているのかな?

なかなか尖ったスタッフ紹介の張り出しがあり、沢山いるんだね!と驚くが、それはグループ全体の数であり、さまざまな業務を兼務していたりするため、スタッフの数としては不足しているらしい。

22時半を過ぎたところで、ボチボチ…と休む。恐らくその後はスタッフミーティングが開かれるのだろう。


翌朝、フリースペースでコーヒーのサービスがあり、それを頂きつつ、ノンビリとお話。一人、また一人と出発していくゲストさんも。
僕も今日が出発だが、東京を出るのは夜行バスなのでまだ時間はタップリある。
荷物を置かせてもらい、身軽に出発。
朝昼兼用で、品川の食肉市場内の食堂でご飯を。
おしょうは豚キムチ定食が美味い!と言っていたが、メニューには無くなっていた。代わりに人気の煮込み定食、ホルモンがしっかり煮込まれ、柔らかくて美味だ。


食後は京急蒲田から近くの蒲田温泉へ。ここは熱々の黒湯と、サウナも楽しめる温泉銭湯。
番台で追加料金のサウナ券を求めようとしたら、おばちゃんが今…10人以上いるからゆっくり入れないかも…と。
すると丁度出てきたおっちゃんが、まあ休んだりしながら入っているからそんなに混んでいないよ!と教えてくれ、せっかくなのでサウナも付けることにした。

思った通り、黒湯の熱々風呂、サウナ、水風呂のローテーションは最高!
狭い施設の中がんばって改装したのか、脱衣所横にはととのいの間も併設されており、ゆっくりと休むイスも用意されている。
施設充実タイプのサウナ専用施設も勿論好きだが、銭湯施設で温泉+サウナが楽しめるとお得感が半端ないと思う。


午後は、カフェや公園などでパソコン作業に勤しむ。
旅の前から旅行記などが溜まりまくっており、そろそろある程度片づけておきたかったのだ。


夜20時ごろ、再び品川宿へ。スタッフさんとまた話し込み、旅のシメに楽しい時間を過ごす。
夜行バスに乗るため東京駅に移動。とはいえ、この日のバスの乗り場である鍜治橋駐車場は、実は有楽町駅の方が近い。
大きい荷物も抱えているし、そんな状態で東京駅の人込みは歩きたくない。


時間に余裕を持ってバスターミナルに到着するととんでもない人込み。しかも仮設のターミナルということもあり、ベンチも数えるほどしかなく、みんな立って発車案内を見つめている感じ。
初めてここからバスに乗るが、かなり劣悪な環境だ。

そんな中、僕が乗車するウィラーエクスプレスの名古屋行き・リボーンが到着。
これは3列シートではあるものの、全席がバックシェルタイプで、シートピッチもかなり広く作られているバス。なんと6列しかなく、定員は18名しかないバスだ。
帰りを夜行バスにしたのは、ちょっと高級クラスの夜行バスってどんな感じなのか?というのを体験してみたかったからだ。

大きい荷物は全部預けて車内へ。ハードタイプのシェルが座席の幅を広げている分、通路はかなり狭い。大柄な僕は、カニ歩きしても腹が少し擦ってしまうぐらい。
座席に座ると、隣の人はほぼ気にならない。リクライニングをフルに倒してレッグレストを上げれば、フルフラットとは言わないがかなり座り心地はよく、これなら快適に眠れそうだ。

トイレは車内にはなく、途中3カ所の休憩がある旨が車内アナウンスで告げられる。好きな時にトイレに行けない反面、休憩で一旦車外に出て体操できるというメリットもあり、どちらが良いとは言い切れず、個人の好みだろう。

休憩では目覚めたものの、その他はゆっくりと眠ることも出来て、まあ宿の替わりとまではいわないものの、快適かつほどほどのコスパで移動したいなら、選択肢としてはアリだなと思った。

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