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冬の道東再び!波瀾万丈旅(その1)

1年前に北海道を通訳としてアテンドしながら廻ったのが気にいってもらい、今年もステファンから再び北海道を案内して欲しいと頼まれた。なんと今回は、僕も含めて5人×16日間×2セットと大幅にボリュームアップ。勿論今回も、前後に数日遊ぶ日を組み込んで、結局全部で40日間の旅となります!
めっちゃ長くなりますが、奇特な方は、ぜひ読んでみてください!!

出発前夜は、しょーちゃん・こいずさん・ふじポン・とめさんが来てくれて、なんかプチ壮行会という雰囲気に。一週間前のKTR8500の旅の反省会?も兼ねて。
一夜明けて、仕事のために出発のふじポンを見送り、出勤のとめさんのクルマに乗せてもらい、一宮駅へ便乗させてもらう。
金券ショップでチケットを購入し、名鉄電車で空港へ。一般車は意外に混雑しており、特別車にしておけば良かったかな?

出発時間の2時間少々前、余裕を持って空港に到着。あまりギリギリはいやなのと、もう一つ理由が。三井住友カードの特典である、ラウンジ無料利用をするためだ。
ドリンクも飲み放題だし、ちょっとしたおつまみも。
ツアーの最終チェックなども兼ねて、少し落ち着いた空間でお仕事!

今回乗車する便は、JAL!いつもはLCCばかり乗っているが、早割なら結構安いということに注目し、北海道行きでは初めて使ってみる。
窓側席を抑えておいたものの、フライト直後は曇天で地表は見えず。しかし、新潟辺り?から視界が開け、なんとなくどの辺りを飛んでいるかをチェックしながら楽しめる。


空港から札幌市内へのアクセスは、バスを選択。勿論JRも出ているのだが、今夜の宿は中島公園が近く、JRだと乗り換えが必要。対してバスは、直行してくれるし少し安い。
丁度のタイミングでバスに乗車。車内は殆どが外国人旅行客で、おそらく東南アジア系や中国人も多いか?そういえばもうすぐ春節も始まるタイミングだな。

ちょっとうたた寝をしたりしつつ、終点の中島公園に到着。先に降りようとした中国人?のグループが、チケットを見せてくれ!という運転士さん(日本語)と中国語で問答している。それは通じないやろ!と思いつつも、とりあえずどうにかなったみたい。


札幌中心部から少し外れた住宅街の中にあるゲストハウス、樹舎へチェックイン。他にもゲストさんいるのかな?と思いきや、今日は僕だけの貸切状態だ。
10年以上も営業している老舗らしく、近年はやはり、外国人旅行客が増えているみたい。そういえば、もうすぐ雪まつりだが、その期間は道東を案内しているころ。冬なのに、残念ながら今回も雪まつりには縁がないみたいだ。

おススメのご飯屋さんを聞いたら、「右・右・左・右」という呪文を伝授される。
碁盤の目のようになっている札幌の市街地は、東西南北がはっきりしていてわかりやすい。その通りに進むと、おすすめしてもらったスープカレー屋さん・メディスンマンが!
スープカレーを北海道で食べるの、よく考えたら初めてだということに気付く。どうしても、海鮮とかに走ってしまうな~
辛みの中にも深い味わいがあり、とても旨い!宿主におススメしてもらったポークカレーにしたが、柔らかく煮込んであって絶品だった!


近くの先頭で温まり、少し近くをブラブラお散歩。それにしても、雪が少ない…というか暖かい。ふとビルの気温計をみると、2度??目を疑った。マイナスが付いていないのだ。時刻は夜8時頃、どうりで外を歩いていても心地よいぐらい。去年も北海道の割には暖かいな…と思ったが、今年も同じだ。異常気象なのか?それとも晴れ男の僕の効果が北海道を暖めているのか。

宿に帰ったら、オーナーとサシでお話し。自然と宿や旅のトークになり、夜遅くまで盛り上がった。

翌日は一日フリーデイ。路面電車の一日乗車券をベースにして、ウロウロしてみようかと思う。そういえば、札幌市自体、初めての宿泊ということに気付く。スルーするついでに街歩きというパターンばかりだったので、じっくり回るのは初めてだ。


ゆっくり目にスタートし、最寄りの電停から市電で数駅。一応、最寄りの駅だがここからが長い。目的地の朝日鮨まではまだまだ約4キロ、腹を極限までぺこぺこにするため、豊平川沿いに歩く。この日は快晴で、雪の照り返しが眩しく流石にサングラスは必須。しかし、時折すれ違う道民はまったく平気なようで、やはり慣れているのだろうか?
歩道には雪があるのに、軽めのジョギングですれ違う人もいて驚く。滑ってこけそうなものだ。

早めに到着してしまったので、豊平川さけ・ます博物館をチラ見。公共施設らしく、無料で入ることが出来る。
お店の開店時間となり、いざ朝日鮨へ!!

ここは昨年も訪れたのだが、カウンターで握ってくれる寿司の食べ放題で知られているお店。しかも、平日なら3850円ととても良心的価格。
北海道で人気の回転寿司・トリトンでも値段を気にせず食べてしまったら、軽く超えてしまう金額だ。
これでウニやイクラ、トロなどの高級ネタもあるし、ホッキ貝やホッケなど、北海道ならではのネタもあったりするのが嬉しいところ。
残念なのは昨年迎えてくれた、この食べ放題を始めたという大将が亡くなったとのこと。一見不愛想な感じがする中にも人情味があり、時にはギャグをかましながら寿司を楽しませてくれたのを覚えており、再会を楽しみにしていただけに残念だ。

前回は12時前には行列ができて、1ターン目は入れないほどだったが、平日ということもあってか、今日は僕一人と閑散。そのあとに入ってきた常連さんが今日は少ないね!と驚いていたぐらいなので、やはり珍しいのだろう。
人数が少ないこともあって、ハイペースで次のネタを訊かれるのがちょいプレッシャー。ゆっくりと食べたいのなら、ほどほどに人が居る時の方がいいのか…と思った。

満腹&満足で、またブラブラと市電乗り場まで歩く。
どうしようかな?と考えて、昨日の夜散歩のときに見つけた、喫茶店・バルビゾンを目指してみることにする。
美味いペルーのコーヒーを頂きつつ、ノンビリと過ごす。この旅に出るまでもそこそこに予定がある日が詰まっていたので、これだけゆっくりできるのも久しぶりだ。
まだ腹も空かないので、サウナに行って汗を流す。前回も行った、ニコーリフレだ。
札幌の水風呂は水質自慢ということもあって、とても気持ちいい!

夜は市民に人気という街中華・布袋屋で頂く。人気メニューが組み合わされたBセット(ザンギとマーボー豆腐)が口コミだと勧められていたが、よく見るとシューマイセットはザンギ、シューマイ、マーボー豆腐がセットの贅沢な組み合わせ。迷わずそれにする。
しっかり味付けされたザンギが美味!とてもデカくて、6個入りのザンギ定食などはボリューム満点だろうと想像がつく。


宿に戻ると、この日は他にもゲストさんがいた。10年まえからの常連という女性ゲストさんは、すでに飲んだくれてるオーナーと気心も知れている様子。他にはイギリスと、台湾からのゲストさん。
明日の朝が早いので、早めに寝たい…と思いつつも、結局話し込んでしまうのだった。


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