夏の終わり旅2024 その18
少し予定の時間よりも速く、奄美大島に到着。エミポンと奄美のお友達、Rちゃんがここに迎えに来てくれた。
奄美にやってきたのは、エミポンがピーチのセールに釣られて??奄美大島行きの航空券をゲット。ちょうど僕も近くの鹿児島に来ていることもあり、僕も少しだけ奄美に行ってみることにしたのだ。
今日の宿は奄美市街地のゲストハウス。Rちゃんが宿前まで送ってくれて、一旦チェックインのため別れる。
オーナーさんはおらず、フリースタイルのチェックイン。交流型の雰囲気も写真などではあったものの、どうも実際はそうではないみたい。
因みに翌朝も早朝のチェックアウトだったため、結局スタッフさんやオーナーさんと顔を合わせることなく宿を後にすることになった。
ゲストハウスに交流を求めていっても、まあそういうこともある。
再びRちゃんと食事予定のお店前で合流。
空港でもそうだったが、時間ピッタリに来てくれる。いつも、エミポンからの話ではオンラインなどでは遅刻魔らしいが、エミポンと付録の僕が来てくれたということで、とても気合をいれてくれているのだろうか。
しかし、予定の鳥しんというお店は、予約で完全に満席らしく入れずに残念。確かに人気店だが、平日に満席とは!とビックリするRちゃん。
9月とはいえ、まだ観光客も多いのだろうか。
適当に商店街などを歩き、気になったお店で食べることに。
鳥刺しやゴーヤチャンプルー、島の海の幸など、地物を味わう。
けいはんという奄美の名物を食べようかと思ったが、けいはんラーメンという変わり種に目移りし、そちらを頂く。優しい出汁のお味が美味い!
食後はスーパーでお土産などを買い出し。いのちのまつりで奄美から来たという人が振舞っていたミキという、甘酒のような味のローカルドリンクもゲット。これ、結構気に入ったんです!
Rちゃんにもローカルフードをおススメしてもらったりして、地元のスーパーを満喫した。
Rちゃんとはここでお別れし、二人で宿へ・・・と思いきや、鳥しんの近くで先ほど見かけた、たこ焼き屋さんがどうしても気になっており少しお腹に余力を残していた。なんと15個で350円という、大阪レベルの安さに驚き。
なかなかレベルの高いたこ焼きのお味だった。
早朝、5時過ぎに起床。というのも、2つのミッションがあるためだ。
まだ暗い中を港を目指して歩く。なんでこんな時間に港へ行くのかというと、理由がある。
鹿児島からのマルエーフェリー(沖縄行き)に、二日前に鹿児島で別れたばかりのアーミーが乗船しているのだ。
既に船は着岸し、貨物の積み込みなどを行っている。早くに目を覚ましたのであろう船客が、デッキからその様子をぼんやりと眺めている様子。アーミーの姿がまだ見えない。
一応、鹿児島で別れる前にもしかしたら見送るかも?とは予告しておいたが、また寝ているのか?控えめにメッセージを送ってみると、暫くしたところで姿を現してくれた。声が届くはずもないので、電話を掛けておはようの挨拶。
作業員の動きが慌ただしくなったところで、間もなく出航。テープは投げてもらえそうになかったので、とりあえず手拭いを大きく振りながら「いってらっしゃーい!」と大音声でお見送りの儀式。2年前に一緒に行った、桃岩荘のお見送りを多少意識したのは言うまでもない。
たぶん、港のスタッフさんや、他の船客は何事かと思っただろう。
見送ったところで、Rちゃんが迎えに来てくれる。まだ時間は6時半、こんな早朝に合流したのにも訳がある。
向かった先は竜郷町の手広海岸。そこの一軒の宿がやっている、テントサウナに行くことにしたのだ。
受け入れ先の都合もあって、7時半からなら体験できるということだったのだ。
僕やエミポンは岐阜で体験したことがあるが、Rちゃんは初めてだという。
ほぼ時間通りに着いたが、まだ準備が出来ていなかった(でた!島時間)ので、少し海岸線へ行ってみる。良い波が来る場所なのか、サーファーが多い。サーフィンによいということは、サンゴ礁はない(サンゴ礁が波を打ち消す役割がある)ため、ダイビングやシュノーケリングとしては適さない場所なのだとか。
うまく棲み分けが出来ているのか。
いよいよテントサウナスタート。1ターン目が終わったところで眠気を催し、外気浴でととのいつつ爆睡。ふと気づいたら熱々にした!という2ターン目が終わったところ。もったいないことをした。
あおいでくれたり、氷水でキンキンに水風呂を冷やしてくれたり、リラックス効果のあるハーブ水でロウリュしてくれたりと、色々と工夫してくれている。個人的には海が臨めるロケーションだとベストだなと思うが、それは難しいのか。
朝から贅沢な時間を過ごした。