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九州・野生動物ウォッチングの旅!その12

朝日と馬を撮りに行こう!と、都井岬の中で最高所となる扇山展望所へ。
細い道をぐいぐい上り(途中にも馬がいる)朝日の見ることが出来る丘へ到着。
しかし、馬はいない。どうも寒すぎるからか、下の風があまり当たらないエリアに固まっているのかも。
とはいえ、ステファンは近くの森に居る野鳥の撮影にトライしているし、まあいいか。

ほどほどに撮影を切り上げ、一旦宿に戻ってコーヒータイムにしようということに。
しかしここで事件発生。
まさかの宿主のオッサン、僕らを締めだしたままどこかへ出かけてしまったのだ。
これは流石にびっくり。
いつ戻ってくるかも定かではないので、やむを得ず、観光協会に連絡先を知らないか?と電話。すると、連絡して戻るように言ってくれたようだが、それでもトータルで1時間近くは待たされた。
まあ全体的に、オーナーのおじさんはムスッとした感じの雰囲気で、微妙なところに泊まってしまったな…という感じはあったものの、流石にこれはダメだろう。
出入りできない時間があるのなら、せめて予め教えておいてほしいものだ。
この後に止まる宿も含めて、とても歓迎してくれる雰囲気だっただけに、ここの宿だけは失敗したな…と正直思った。
よくよく口コミを見てみると、昼間の食堂利用の口コミが大半で、宿泊はかなり落ち目である印象だ。

気を取り直して、コーヒーを飲み、灯台などで野鳥の撮影に。
九州で唯一、中に入れるという灯台。僕とクラウディンは灯台からの景色を楽しんだが、ステファンは森の野鳥を撮影するのに必死なのは最早定番コース。


岬のカフェ施設でお昼ご飯を頂き、少し都井岬から外へ出て、近くの漁港へ。
思った通りワシやその他の野鳥類が多く、ステファンが撮影に勤しむ間、ちょっとあたりをぶらぶら歩いたり、パソコン作業をしたり。
最初は車の中でポチポチやっていたが、堤防に向かって、スタンディングで作業するのが案外気持ちいいのに気づき、海風を浴びながらのワーキング。いいね~!


もうすぐ夕方なので、都井岬に戻る。小松ヶ丘は馬が沢山いるポイント、土曜日ということもあってか、結構観光客が来ている。
岬一帯でだいたい120頭ぐらいは居るらしい。ひたすら草を食む姿は穏やかなもの。触れそうな距離感でもあるが、触るのは厳禁。後ろから近づくのも危ないらしい。
丘の上からの展望も楽しんでみようと、単身、軽めの山登り。上の方は馬がいないために観光客も比例して少ない。
冷たい風が強く、頂上には数分もいれば身体が凍えてしまうので、すぐに馬のゾーンまで降りた。

一旦宿に戻り、夜ご飯。そして、今日はステファンとクラウディンの温泉初体験!
岬から少し離れた温泉施設、串間温泉いこいの里へ。
僕は実は昨日も来ていた。結構ぬるま湯だし、それでいて温泉のとろみを感じやすく、これは初心者にも丁度良いかもしれない。
シャワーのお湯も温泉というのも高評価ポイントだ。

クラウディンにある程度レクチャーし、あとは頑張ってくれ!と送り込む。ステファンは一緒に入るのでサポートできるが、女湯はどうしようもないのだ。
フランスでは公共浴場と言う習慣がないハズなので、他人の前で裸になるのがどうなのかな?と思っていたが、案外ステファンは恥ずかしがるような様子でもない。インドなどにも撮影で旅行しているだけあり、順応性は高いのだろうか。
温泉もしっかり浸かり、サウナ・水風呂もしっかりと体験。なんだかんだ、待ち合わせ時間一杯まで楽しんでくれたみたいだ。
先に上がっていたクラウディンに聞いてみると、温泉の中で多分地元のオバちゃん?に話しかけられたりして楽しんでいたみたい。もちろん日本語で話しかけられたので何を言っているかわからなかったけどね(笑)とのこと。
ただ、温泉は熱く感じたらしい。最初は熱くて1分ぐらいで出てしまい、水風呂との交互浴をしたらしい。水風呂に入っていた時間の方が長かったとか(笑)
そういえば、東京の銭湯でヨーロッパ系の人が水風呂にとんでもなく長い時間浸かっていたのを思い出す。
ただ、だんだん慣れてきて、最後の方はある程度長く入れたわよ!と言っていた。
それなりに楽しんでくれたみたいだ。


ステファンがアイス食べたい!と言うので、町まで足を延ばす。帰り道、山の中でタヌキに遭遇!
確かに昨日も見たし、この一帯はタヌキの生息地帯なのだろう。助手席でカメラをスタンバイさせるステファン。しかしタヌキはなかなか見つからず、宿に着いてからも宿周辺を探索する!と、寒い中暫く粘っていた。
(風呂上がりにはあまり冷やさない方がいいんだけどな~)


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