鉄道旅と食
~こちらのネタはホニャラノイエのオンラインFacebookイベントで毎月第1第3木曜日に行っている、鉄男の部屋での話題も取り入れています。
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鉄道で旅をするとき、みなさんは食事の入手手段はどうしていますか?
目的地での旅先の食事ではなく、鉄道で移動している最中、乗り換えなどでの移動中の食にフォーカスしてみます。
【駅弁】
やはり鉄道旅とは切っても切れない存在ですね。近年、多少、値が張るものが多くなってきたような気がしますが、やっぱり鉄道の旅といえば駅弁という根強い人気はあると思います。
オーソドックスな幕の内弁当的なモノもありますが、ご当地の食材や料理を手軽に味わえるのも魅力の一つ。
思わぬ掘り出し物に出会えた時はちょっと嬉しくなっちゃいます。
都市部では全国駅弁大会などで、有名な駅弁なら手に入りやすくもなったりしていますが、やはり、現地で入手してその土地の景色を眺めながらノンビリと味わいたいもの。やはりそちらの方が味も何倍も美味いように感じられます。
駅弁を売っている駅というのは、やはり少なくはなっているもよう。これは高速化、コンビニの台頭により、安く手軽に弁当やパンなどが手に入るようになったこと。最近は、ローカル線でもロングシートの新型車両が増えたり、短編成で混雑していたりと、鈍行乗り継ぎの旅では味わいづらくなってしまっていることが影響しているのだろう。
昔は主要駅では立ち売りもしていたが、今ではほぼ壊滅状態。
立ち売りから弁当を買った経験はありますが、列車の窓を開けて停車中に買う…なんてことが昔は主流だったそうで、それは経験せずに今に至ります。
ちなみに、だいたいの駅弁は冷めた状態で売られていて、冷めた状態でも美味しく食べられるように出来ているのが特徴。もち米をある程度の分量で混ぜるのがコツなのだとか?
確かに、家で炊き込みご飯とか作るときにもち米を混ぜてやると、残って冷めた後でも美味しく食べることが出来ます。
レンジでチンが前提のコンビニ弁当やスーパーの弁当とはそこが違うのかもしれません。
そういえば覚えているのが、首都圏で買ったことがある、O-bentoという駅弁ブランド。ふと見かけて、安いものでも800円~という駅弁に対し、確か600円ぐらいだったか?お!これは…と思い買った覚えがある。
温めてもらえたものの、味は普通だったし、食べたのもその時一度だけだったので、まあリピートするほどのものではなかったのだろう。
調べてみると、海外で作り格安で販売していたのですね。
冷凍して輸入し、販売前にレンジでチンという形態だったそうな。
結局、輸入関係でトラブルもあったためか、今では販売していないみたいです。
その時のパッケージとか保存して置いたら、マニアに高く売れたかな?
【立ち食いそば、うどん】
駅構内で乗り継ぎの間にサクッと腹を満たすことが出来る存在といえば、やはり立ち食いそばやうどん。
安くて早い!ということもあり、僕も学生時代の旅など、よくお世話になっていました。
10分ぐらいの乗り継ぎ時間で飛び込んで、猛スピードでかきこんで次の列車に飛び乗る…なんて荒業もやっていましたね。
時々、ご当地の素材を使った具をトッピングできることもあり、それも楽しみです。一人旅で乗り継ぎのとき、下関駅でふく天うどんを見かけました。そのあたりではフグのことを、幸福と掛けてなのかふくと読んでいるみたいです。
てっちりなどの高級なイメージしかなかったフグをここで食べられるの??とびっくりして、迷わず注文した覚えがあります。
これが僕のフグ初体験。とても美味しかったですよ!今でも営業しているのか気になるところです。
関東に行ったときに衝撃だったのがコロッケそば。そばって、天ぷらや山菜、キツネ揚げなど何を乗せても美味しいですが、コロッケを乗せるというのはビックリしました。
コロッケはソースをかけて食べるものという先入観もあり、和風だし・しょうゆベースのそばに合うわけがない‥というのは思い込みで
これもなかなかうまい!
他の地域ではなかなか見ないトッピングなので、関東オリジナルなんでしょう。
因みにまだ食べたことはありませんが、大阪にはポテトフライそばというのもあるらしく…機会あればぜひ食べてみたいものです。
【駅前食堂】
だいぶ少なくなってはいますが、まだ地方都市に残っているのがこれ、駅前食堂。
丼物や麺類など、シンプルな大衆食堂というイメージはありますが、安くてボリュームがあるところが多いような気がします。
その土地の名物を食べたい!という目的にはあまり向かないかもしれませんが、ちょっとコアな雰囲気で、地元に溶け込んだ空気感を味わってみたいかたにはぜひトライして欲しいところ。
今はGoogle検索でこういったお店も簡単に検索できるので、事前にある程度予定も立てやすいのではないかと思います。
ちょっとコアなところでお気に入りのお店が発見できたら、とても嬉しいですね!
特に、乗務員の詰め所などがあるような拠点の駅前のこういったお店は、鉄道員が馴染みの店としていることが多く、お昼時は制服を着た乗務員や、仕事アケの職員さんで賑わっていたりもします。
鉄道好きとしては、ぜひ行ってみたいと思う所ではないでしょうか?
ぜひ、もしも乗り継ぎで30分~1時間ぐらいの余裕があるところであれば、是非こういったローカルな食堂も探してみてください!
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