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2024 ホニャラのお盆あれこれ!中編

【8月13日】
この日は郡上踊りへ行く。
僕は徹夜踊りを2回経験しており、エミポンも連れてそのうちに行けたらいいなとは思いつつも、流石にお盆のど真ん中(盆踊りの一種なので当然だ)なので、徹夜踊りはなかなか行きづらいなと思っていた。
しかし、GWに泊まりに来てくれたおがポン達が、一緒に行こう!と誘ってくれたこともあり、お盆の宿業としてはど真ん中のピーク時ではあるものの、あえてここで宿を閉めていくことにしたのだ。

昼寝を決め込んで、15時、ホニャラを出発。
僕らとキムさん、そして一緒に行きませんか?と誘ったら反応してくれた、毎月の癒しフェアに出展してくれているカンちゃんと、夜行バスで今朝、到着したミユキさんも加え、総勢5人で向かう。

途中、美濃観光やなで少し早めの夜ご飯。
岐阜県の夏の名物であるやな、エミポンは初体験だ。
僕も会社員時代以来、久しぶり。
ここで名古屋からやってきたおがポン達と合流し、総勢8名で鮎を食べる。
4300円となかなか値が張るが、内容は大満足。
甘露煮、小鮎フリッター、塩焼き、フライ、刺身、田楽など。
みんなも大興奮!美味しく沢山の鮎を頂いて満腹だ。
郡上踊りの会場だと多分、どこへ行っても混雑しているだろうから、少し時間は早いけれど、落ち着いてみんなで食べる時間を作ったのだ。

いよいよ踊り会場へ。
街中の駐車場は満車ばかりで、少し町はずれの駐車場をなんとか見つけ出して止める。到着が18時では遅いな…と思い知った。
おがポン達は途中ではぐれてしまったこともあり、とりあえず僕らで祭り会場へ。昼に遊び過ぎたようで眠い!とも言っていたし、まあ向こうは向こうのペースで楽しんでもらおう。


下駄を鳴らしながら、夕暮れの八幡の街を歩く。
今日は徹夜踊り期間の初日で、どうやらこの日が一番盛り上がる日だそう。
確かに凄い人出だ。
エミポンの下駄を調達し、まだ踊りの開始までには少し時間があるので、チラリと見かけたカフェが19:30~営業するところを狙い、開店前に並ぶ。
他のお店は行列ができていたので、かなり穴場。
少し早めてくれたオープンと同時に入店することができ、手作りシロップだというカキ氷を頂くことが出来た。

20時、いよいよ踊りスタート!
最初はやっぱり見よう見まね。
コツは上手な人の後ろに張り付くことだったなと思いつつ、とにかく体を動かす。
僕の方針としては、まずは手の動きをある程度覚えたところで、足さばきを覚えるやり方なのだが、なかなかこれが難しい。最初のうちは結構ぎこちない人が多く、正しい動きをしている人を見つけるのも一苦労だ。

しかし、暫くすればなんとか様になってくるのは、過去2回の経験もあるからか。キムさんもびっくりしていたが、とても楽しい!と、マイペースで祭りを楽しんでくれているみたいだ。

踊っていると、はぐれていたおがポン達御一行を見つけることができた。
沢山の人出だから、なかなか出会うことは難しいだろうと半ばあきらめていたが、思えばどちらかが見学していて、どちらかが踊っていれば、理論上どこかで出会う可能性はある。

暫く一緒に踊っていたが、屋台街に吸い寄せられていった彼らとは別れ、もう少し僕らも踊る。
とはいえ、四六時中踊るわけではない。
中にはそんな猛者もいるようだが、そこはホニャラ流、ほどほどに休憩しながら踊ろうと最初から考えていた。
ある時は喫茶店でカレーを食べたり、またある時は裏通りでドリンクをゲットしたり(祭り会場付近はやはり祭り価格だが、裏通りの方が安い!)
とあるときはクレープを食べたり。
まあグルメも楽しみながらの踊りだった。

ちなみにおがポン達は途中から休憩難民と化していたらしい。
どこのカフェも待ち時間が長く、大変だった!なんでそんなにスムーズに休憩しているの??とグループチャットのやり取りで思っていたらしい。
実は僕、踊りながらも休憩場所のチェックに事欠かなかったのだ。
ある程度覚えてきたら、目線は沿道のお店にロックオン。
休憩のタイミングでココは空いているな!と思ったところに、みんなをエスコートしていたのだ。

そんなこんなで頑張って一晩中踊りきり、最後は自然に全員が集合している状態でフィニッシュ。
確か今までは5時まで踊っていたような気がしたが、初日は4時で終了だ。


眠い中、ホニャラまで無事に帰還し、お昼はみんなで爆睡だ。

【8月14日】
まだ昨夜の疲れが残っている。おがポンは元々泊まる予定にしてくれていたのに加え、踊りに一緒に行っていたお友達のキャンちゃんも宿泊することに。
夜ご飯はみんなで、タイキという韓国料理屋さんに食べに行くことに。
宿泊メンバーに加えて、結局夕方まで一緒にホニャラでダラダラしていたカンチャンも一緒に、総勢5名で向かう。

ここは、外観は癖強めだし、いつ行っても僕らしかいないことが多いから、ちょっと経営が心配になるのだが、優しい(ただちょい押し強いw)オバちゃんと、おじちゃんのコンビが癖になるお店だ。
味は絶品。
料理は手作りで、なるべく自分たちで作っている野菜を使っている。
1品の量が多いが、大勢でいくと色んな種類が食べることができるのが嬉しい。
みんなが満腹になるまで食べても、料理代はせいぜい1人当たり1500円いくかどうかというライン。
末永く続いてほしい名店だ。

みんなで美味しく頂いて、郡上おどりの感想を話したり、次は白鳥おどりも行ってみたいね!と盛り上がる。

【8月15日】
お昼前に、おがポン達をお見送りし、今日は東京・リトルジャパンの柚木さんが来てくれる。

夕方、突然の集中豪雨。最近、雨が全然降っていなくて酷暑が続いていたので、ようやくといった恵みの雨。
因みにこの連続日照りのお陰で、どこにでも生えるというドクダミが、一部枯れるという事態に。今年の暑さは猛烈だ。

豪雨のために少し柚木さんの到着も遅れ、19時頃にホニャラ着。
実は僕、柚木さんとはもう6年以上前になるが、ゲストハウスサミットで一度、お会いしている。
その時は参加者という立場であり、そんなにしっかり話した訳でもなかったので相手も覚えていなかったが、同じ場にいたという共通項が親近感を覚えさせる。

お宿はスタッフに任せ、見聞を広めるために全国のゲストハウスを旅しているとか。ストイックなことに連泊は基本的にせず、全て1泊ずつの慌ただしそうな旅だ。
旅の話とか、ゲストハウスの話やらで盛り上がり、なんと今月末の僕が計画していた旅に、一部ご一緒してくれることになった。


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