夏の終わり旅2024(その1)
昨年から恒例になりつつある、夏の終わりの誕生日旅! ミンタロハットの日本縦断旅(僕が火付け人を務めた^_^)にサプライズで登場しようか?と計画していたら、バンコクで出会った旅人から、長野・鹿島槍で開催される、いのちの祭りを勧められる。 ちょうど、ミンタロハットチームが通過する日が祭りの最終日とタイミングバッチリ。 直ぐに参加を決めた。
さらにエミポンが前から行きたいと思っていた、奄美大島へのピーチセールをゲット。鹿児島からは目と鼻の先だし、僕も飛んで現地で合流するかと算段した。
【地球宿へ】
初日は青春18きっぷで松本へと向かう。 名古屋経由の方が速いのだが、急ぐ旅でもなし、少しでもローカル気分を味わいたくて、高山・太多線経由を選ぶ。 ここはかつての職場、丁度同僚とも再会し少し話したら、この数年で一気に職場環境が変わって、合理化が進んだのだそう。 そういえば乗車したワンマン列車、昔は美濃太田まではツーマン列車だった筈だ。
よく沿線を見ていると、以前とは変わった風景も目立つように。もはや浦島太郎状態、5年半程でもガラリと環境は変わってしまうものだ。
多治見で中央線に乗り継ぎ、中津川の立ち食い蕎麦で軽く腹を満たして松本行き普通列車に乗車。 木曽路の風景を眺めつつ、松本に到着。 浅間温泉行きの路線バス運ちゃんが、なかなか親切かつユーモアがあって面白かった。 現金を用意するお客さんに毎回、運賃箱に多く入れ過ぎないようにお気をつけくださいね。と声をかけているのだが、少ない分には大丈夫ですよ笑と、時々言う。 おいおい(笑)
そんな緩さにほっこりしながら浅間温泉へ到着した。
ここで合流し、地球宿に一緒に泊まる柚木さんによると、温泉街中心部の日帰り入浴施設・ほっとプラザ浅間は定休日。枇杷の湯に行っています!という連絡が来ていた。 しかしそこはバス停から徒歩10分、しかも坂道。通常の旅用具に加えて、キャンプ道具一式も抱えている身にはちとキツいし、近くの公衆浴場にするか?と一瞬迷うが、やはり行ってみることに。
汗だくになって到着した枇杷の湯は、レトロ調の雰囲気が落ち着く空間。泉質は循環柄型なのは施設型の宿命ではあるが、露天風呂がちょうど足と頭を乗せて浮遊感を味わえるサイズ感なのが気に入った。
ここからは柚木さんのクルマに同乗させてもらい、地球宿へと向かう。 柚木さんはゲストハウス・リトルジャパンのオーナー。お盆にホニャラに泊まりに来てくれて、その時に長野へ行くタイミングがほぼ同じことが判明。 それならば旅は道連れ…と、一緒に地球宿と梢の雪に泊まることになったのだ。 道も勝手知ったるものなので、運転があまり好きではないという柚木さんに代わって僕がドライバーとなり、1ヶ月前にも訪れたばかりの安曇野地球宿に到着した。
今日の夜ご飯はなんと石窯焼きピザ! ちょうどピザを実行するのにちょうど良い人数にならないと発動しないレアメニュー。様々なトッピングが並ぶが、そのなかに僕の天敵・シイタケが!!
望さんが外のかまどで一枚ずつピザを焼き上げてくれる。それをサポートしつつ、僕と柚木さんも集まり、宿主トーク。
本当なら外にイスを出してみんなで食べたいところだったのだが、天気が一瞬小雨がパラついたりと微妙なライン。
晴れ男の僕と、雨男の望さんのせめぎあいのような空模様だった。
みんな、個性豊かなトッピングでどれも美味い。 この日泊まった中で、チェックインの時に声をかけてくれた大学生のカップルは、なんとお友達が柚木さんの経営するゲストハウスでスタッフをやっていたということ。 さらにはいのちの祭りにも参加するとのことで、地球宿に2泊。僕は地球宿→梢の雪と動いたあと、いのちの祭りに参加するので、また祭り会場であえるね!と盛り上がる。
夜は地球宿で大好評な、ひげーむ大会。 僕をモチーフにしたゲームなのだが、ウーファーさんにも大人気らしく、国際交流に一役買っているらしい。 ウーファーのヨハンナやアルマも、僕の顔を最初見て、ひげーむのキャラに似ているな…と思っていたらしく、僕がまさしく、そのひげーむのキャラだと知ると、とても喜んでいた。 やり込んでいるだけあって、ヨハンナやアルマのプレイスタイルも慣れたもの。白熱した戦いを繰り返した。