大型二種合宿免許への旅路・前編
2021年1月、山形県にて大型二種の免許取得にチャレンジしてきた!
なぜ急にこんなことを思い立ったのか?というと、ホニャラノイエもやはりコロナの影響を受け、ゲストは月平均4組程度。
やはりこのままでは収入も心もとない所もあるので、逆に時間があ「イマ」だからこそ、収入の手段を増やす。そして将来、この免許を活かして仲間のお手伝いをしたり、自ら仕事を生み出すようなことが出来ればと思い、大型免許を取ることにしたのだ。
往路・合宿中・復路の三篇に分けて、お送りします!
往路・復路はぶらぶら立ち寄りながらの旅日記。合宿中編は、大型免許に関するあれやこれや。そしてその他合宿中の出来事などなど。書き記していきますのでお楽しみください!
【石垣屋へ】
往路1日目
いよいよ山形に向けて出発の日。ホニャラノイエの留守は瑛美ちゃんに託して、3週間以上もの間、家を空けることになる。
この日は、ゲストハウス日本一周中のノマド女子大生・ゆずちゃんと、そのゆずちゃんをこよなく尊敬し、進んでマネージャー兼運転手兼パシリを務める、さっくんこと櫻谷くんがチェックアウト。それと同時に僕も一緒に出発するのだった。
というのも、宿泊予約を受けた時、さっくんにそのあとどうするの~?と聞いたら、一旦実家の青森に帰るとのことだったので、じゃあついでにwと、有難く便乗させてもらうことにしたのだ。
(その後ホニャラ滞在中に少し事情が変わったが、それはまた後の話で)
この日は三重県の関にあるゲストハウス・石垣屋へ。
本当はゆずちゃんも一緒に泊まる予定だったが、沖縄のゲストハウスが休業に入ってしまうとのことで予定を組み替えたためキャンセル。
さっくんはキャンセルするのも申し訳ないし…ということもあり、そのまま予定通り2泊することにしたのだ。なんと、沖縄に飛び立つゆずちゃんを、セントレアに送り届けるという、ム〇な…いや、素晴らしいミッションを自らに課して。
少し寄り道を!と、初詣としておちょぼ稲荷へ。といっても僕は、二日ににも親父と瑛美ちゃんと共に訪れているので今年はや2回目。お稲荷さんは、また来たの?と思うことだろう。
やはり人出は少なめ。お参りをスムーズに済ませてお馴染みの串カツをご案内。
ちょこちょこと食べ歩いて、満腹になり出発した。
混雑する名古屋市内で予想より時間がかかり、少し高速を飛ばしてセントレアへ。
ここから石垣屋までは伊勢湾を越えて反対側。車で行くならまた混雑の名古屋市内を通過せざるを得ない。普通ならあり得ない距離の大回りだ。
ここまで誰かのために実際に動けるって、すごいなと思う(チョイやり過ぎではと思うことも多々w)
せめて少しでも休んでもらうべく、ここで運転手交代。
混雑する名四国道を走り抜けて、亀山市・関、東海道宿場町の中にある石垣屋に到着した。
ここはもう7年ほど前に訪れた以来だろうか。それでも宿主のたくさんは僕のことを憶えていてくれる。入って案内してもらうと、薄れていた記憶がよみがえる。
宿であると同時に、町の資料館的な役割もあるというこの建物。
日中は街に開放するかのように開け放し、町歩きをする人が自由に見学もできるのだそう。
自然と?骨董品の数々も集まり、レトロな小道具が入り口に並べられている。
前回の訪問時から財布の中にずっと入っていた、寛永通宝の五文銭。これは石垣屋のリピーターの証としてこれを持ってきたら宿泊料金割引。
暫くぶりだったが、失くさず持っていたのはある意味奇跡的だ。
買ってきた総菜で簡単な夜ご飯として、さっくんは温泉へ、僕はノンビリとたくさんと語ることに。かわいらしいお子さんが、遊んでもらおうとすぐ横で何も言わずにゲームの準備を始めて、構って欲しそうにチラチラと。
だけどお喋りしたいしなあと、あえてスルーしていたら、ちょっと残念そうに諦めて片付ける。
さっくんはお疲れか、早めの就寝。もう暫し、宿のことなどたくさんとボチボチ語り、夜更けまで。
【肉食ってノンビリ】
往路2日目
のんびりとして起床。さっくんと共に朝から肉を喰らうべく、近所のびっくりやへ。石垣屋ではこのことを朝ニックと呼ぶらしい。
少し早めに到着。注文すると、早々と山盛りの肉と野菜が到着し、オッちゃんに初めて?と聞かれて頷くと、説明しながら焼き上げてくれる。
見た目はガツンと濃厚系のタレだが、決してしつこいわけではなく箸が進む。
最初は雑談しつつのノンビリモードだったオッちゃん達だったが、昼時が近くなると一気に増えるお客さん。いつしか席はほぼ満席。
ボリューム満点の朝昼兼用ご飯に満足し、お店を後にした。
さっくんは少し離れたところにあるカフェに行くことに。僕は、やりたいこともあるので石垣屋から歩いて行けるところに降ろしてもらい、暫しのカフェタイムの後、石垣屋に戻る。
チョコチョコとパソコン作業を済ませ、そろそろ休憩がてら、隠し部屋に大量に用意されている漫画でも読みながら過ごそうか?と思っていたら、丁度、奥さんと共に映画を見に出かけていた子どもたちが帰宅!
下のちびっ子が昨日スルーしたゲームを持ち出してきたので、まあいいか…とお相手してあげることに。僕が子どもの頃にも大流行していたポケモンのカードゲーム。
しかし出てくるキャラは全くわからない連中ばかり。
しかも、進化やらエネルギータンク?やら訳の分からないシステムがあり、ある意味ボドゲのような複雑さ…にもかかわらず、まともにルール説明もしてもらえず、「これはこうするんだよ!」と、自分の手札を相手に見せながら強引に進んでいくゲーム。
数ターンが進んだところで、絶対に勝てそうにないことを悟る。
ギブアップも許してもらえず、最後に無事、全てのポケモンが倒されるまでやり切り、ゲームセットとなった。
まあこんなんもありか(笑)
さて、さっくんからカフェで仲良くなった店員さんを連れてきていいか?というオファーがあり、夜が少しにぎやかになることに。
戻ってきたさっくんと共に夜ご飯のカレーを仕込み、温泉へ。
隣町・亀山にある何かの施設内の温泉は、直ぐには入れると思ったら、コロナでの入場制限も影響して大混雑。お風呂に入るのに順番待ちだった。
少し遅くなって石垣屋に戻り、いよいよカレーパーティー?スタート。
トマトと玉ねぎをベースにした野菜カレー。少しスパイシーに仕上がったが、皆さんにも好評で良かった。
一緒にやってきたちびっ子の女の子。最初ははにかんでいた様子だったが、子どもたち同士で直ぐに仲良くなり、後半は部屋の中をバタバタと駆け回る賑やかさだった。