KTR8500を追いかけろ!北近畿の旅!(その3)
再び特急たんごリレー・KTR8500形に乗り込み、天橋立へ。
ここで本日唯一の観光タイムとして、天橋立を楽しむ。最初はここで、温泉も含めて4時間少々の観光タイムを考えていたのだが、やはりもう少しKTR8500に乗りたい!と、昨晩予定を変更。ついでに、観光列車あおまつ号にも乗る計画とした。
駅から少し歩いたところにあるリフト乗り場から、天橋立ビューランドに登る。
モノレールとリフトで登ることが出来るのだが、モノレールは設備点検で運休中。必然的にリフトで登る必要が。リフトに乗るのは片道だけにして、歩いて降りることができるか??と思ったら、それは出来ないみたいだ。
ふじポンは以前、モノレール?で登ったことがあるらしく、リフトと聞いてちょっと迷っていたが、みんなにつられて乗ることに。後から本人曰く、高いところが苦手だから怖かったらしい。
この時期の日本海側では珍しいらしいが、この日はしっかりと晴天。ここは公認の晴れ男が実力発揮だ。お決まりの股覗きで昇龍の景色を堪能し、かわらけなげにもトライ。3枚のかわらけに願い事を書いて、願いが叶うことを祈り、枠を通すのを狙って投げるのだ!
僕は、
1投目、ホニャラ!→失敗。ちゃんと考えなさいということか?
2投目、商売繁盛!→枠の端に当たり、カケラが枠の中を通過。ほどほどにということか?
3投目、旅の安全!→見事通過。一番大事かも!まあよかった。
一人なら淡々と投げるだけになりそうだが、みんなで盛り上がりながら投げると、なかなか面白いものだ。
ビューランドの名の通り、山頂一帯は遊園地になっている。観覧車(小さい)や、ゴーカート、展望サイクリングなどなど。まあ一通り眺めていたらボチボチ降りないと。
松並木にも少しだけ足を延ばして、駅へと急いだ。
列車から眺めているだけでは天橋立の良さはあまりわからないものだが、上から眺めるとやはり絶景。僕は実は、2度目だが、前回は微妙な曇天だったので、今回はより楽しむことができた。
さてここからは、本日唯一KTR8500形ではない、KTRの観光列車・あおまつ号。
昨晩、時刻表と睨めっこしてプランを再考するときに、これに乗って網野まで行けば、KTR8500形が待っているということに気付いたのだ。
この列車は、今では全国各地を走っている水戸岡鋭治さんデザインの観光列車。特に料金も必要なく乗車できる、気軽な観光列車だ。
到着した列車は大混雑の状態で到着したが、過半数が天橋立で下車。しかしここからも多くの人が乗車したため、立ち客が少し出るぐらいの混雑だ。
車内は木目調で、ボックス席にも小さいテーブルがあったり、戸棚に民芸品が飾ってあったり、カウンター席が海側を向いていたりと、楽しませる工夫がしてある。
ただし1両の単行運転であり、座席数も少ないために混雑は必至。土曜日とはいえ、1月の比較的閑散期でさえこの混雑なので、繁忙期は大丈夫なのかと心配になる。
途中の網野で下車。向かい側のホームには、お馴染みKTR8500形が停車している。まだ20分ほどあるので、一旦駅前にでて記念撮影。
ココに来たのはもう一つ理由が。
網野…あみの…あーみーの…アーミーの
ということで、まさしく同行しているアーミー(網谷)の駅でもあるのだ!
駅名標と一緒に撮影して大満足なアーミー!
本日の最終ランナー・たんごリレー4号。上り下りあわせて本日4回目の景色を眺めながらの旅路。えみポンがハタと気づく。なんか同じところばかり往復していない!!??と。
うん、その通り。だって今日の主役はKTR8500形だから。
別に天橋立で温泉に入って待っていてもいいんだよとは伝えていたのだが、鉄な面々に釣られてしまったのか。
4度目の車窓でも楽しいものだ。
途中の与謝野駅で、ターザンは一旦分離して、別行動となる。最初、もう少し早く分かれる予定だったのだが、みんなが天橋立に行くなら…とここまで行動を共にした。
ここで降りたのは丁度、加悦鉄道資料館へのバスが接続するため。ギリギリ入館も間に合うのだそう。今夜は東舞鶴で泊り、また明日、合流する予定だ。
最後ということもあり、車内宴会状態で向かう。まあ僕は呑まないのだが、ショーちゃんやアーミーはホントによく呑む。
夕暮れの山間部を駆け抜け、定刻通りに福知山に到着。終わってみれば、あっという間の一日だ。
車内点検やドア閉の作業が終わったところで、車掌さんにお願いして記念撮影。
多分、ヘンテコな集団が一日ウロウロしているぞ!とおそらくKTRの乗務員さんの中では噂になっていたであろう。
福知山駅では、在住の越智さんと、夕方から参加のこいずさんが迎えてくれた。
7人乗りのクルマにぴったり7人。荷物もあるのでかなり窮屈に収まり、温泉に連れて行って貰う。天橋立の観光時間を短縮したのも、ここで温泉に連れて行って貰えることになったからだ。
ホテル併設の温泉施設でノンビリと1日の疲れを癒し、本日の宴会場・クラフトバンクへ!前回、パクチーコワーキングツアーでも訪れた、銀行跡地を改装してクラフトビールの醸造、そしてそこで呑めるようにしたお店だ。
実際に使っていた金庫をそのまま使っている部屋を予約してくれており、独特な空間に収まる。お金に関心の高いふじポンにはうってつけの部屋だ。
ここで福知山大学の中尾さんも合流。越智さんともつながっており、僕らもコロナ渦で企画したオンラインイベントをキッカケに泊りに来てくれたりして知り合っている。久しぶりの再会が嬉しいものだ。
初めての方も多いので、自己紹介タイム!質問やツッコミが多く、とても時間が掛かり、1巡したころにはなかなか良い時間。
〆のラーメンも良いな!と思っていたので、ほどほどにして切り上げ、クルマで近くのラーメン屋さんへ移動。
福知山はラーメン屋も多いんです!とのこと。とはいえ、早めに閉まってしまうお店が多いのだが。
〆のラーメンもしっかりと頂き、もうお腹も一杯だ!
この日はこいずさん以外は、越智さん宅へお邪魔し、1泊お世話になる。
10人ぐらいはイケますよ!と聞いていたが、6人でもなかなかカオスなワンルームに雑魚寝。配置を工夫して、まあなんとかこれなら寝ることができるかな??
こんな状況でも文句を言わずについてくるえみポンは凄いかも(笑)