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新婚さんいらっしゃい出場記!(予選会編)

先日、新婚さんいらっしゃいに出演してきました!
それまでのエピソードを紹介していきたいと思います。

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新婚さんいらっしゃいとは?
50年続く、TV朝日系列で全国放送されている人気の長寿番組。桂文枝(三枝)師匠と山瀬まみまみさんの進行により、全国各地の面白夫婦がそのエピソード・生態を全国ネットで晒すという番組。
特に面白いシーンでは、文枝師匠がイスから転げ落ちるリアクションはお馴染みだ。
出場夫婦には、YES・NO枕が進呈される他、ラブキャッチ(くじ引きのようなもの)で、たわし・10万円・たこ焼き一年分(今はコロコロのお陰で3万円)・海外旅行(今はコロコロのお陰で50万相当のダイヤモンド)が当たる。


出場のキッカケ

日曜の昼に放送されている長寿番組・新婚さんいらっしゃい。僕は一応、その名は知っていたものの、職場のテレビで流れているのを横目に見たぐらいであり、番組に関する知識もゼロ。瑛美ちゃんも、過去に何度か見ているものの、かなり昔のことで記憶もおぼろげ。正直、僕たち二人とも、新婚さんいらっしゃいに出場しようなんて、考えていなかった。
それがなぜ、応募して出演することになったのか。瑛美ちゃんの実家の奈良に里帰りした際、途中でふらりと久しぶりのバッティングセンターに寄ることにした。
オッちゃんと、オバチャンが二人でやっており、雑然と、しかしアットホームな感じ。
もう1ゲームぐらいやろうかな…と思いながら打席を一旦出たところで、人懐っこいオッちゃんが話しかけてきた。

立派な髭やねえ!と、まあこの辺りはイジられ慣れている話。そこから雑談モードに。夫婦で古民家宿ホニャラノイエを準備中であり、新婚旅行は世界一周だったことなど、色々とお話ししていたら、いきなり「すごいやん!こんだけエピソード沢山なら、新婚さんいらっしゃい!に出てみたらええやん!!」と。なんでもそのオッちゃんは、毎週欠かさず見るほどの大ファンだそうで、自らも出演してみようと何度かチャレンジしたんだそう。
しかし結果は落選。最後のチャレンジで2次予選まで行ったそうだが、残念ながら…の結果だったようだ。
僕達もその番組自体は知っていたが、まさか自分たちが出るとは想像していなかった。
絶対二人はおもろいから出演できる!!という太鼓判を貰い、折角だからチャレンジしてみようか。ということになった。

書類選考~予選会

ホニャラノイエのオープンや、なんだかんだで約半年の時が経ち、コロナも多少は落ち着いた6月あたりの事か。ふと「新婚さんいらっしゃい」のことを思い出し、「とりあえず応募してみようか」と、ホームページをここで初めて開く。
夫婦のエピソードなどを入力し、とりあえず送信。早くも1週間ほどたったところで、番組からの封筒が届いた。

沢山のアンケート項目を、二人でちょっとドキドキしながら記入。普段意識しない、付き合い始め~新婚の頃の思い出がたくさん蘇ってくる。結構記入に迷うところもあったりして、少しづつ先延ばしにしているうちに、僕ら夫妻ともに何となく存在を忘れはじめ、アンケート用紙はタンスの肥やしに…
ふっと時々思い出すものの、中々筆を進めることなく放置プレイを続けていた。
さらに3ヶ月が経過した10月、「さすがにそろそろ書こう!」と二人が思った時、まさかの事態が。
郵便受けに入る番組からの一通の封筒。これは「はよ書かんかい」という催促?もう一度送ってきた?
と思ったら、まさかの名古屋で行われる一次予選のご案内。
そこには日付が指定されており、偶然にもイベントだらけで多忙だった10月の、ほぼ唯一と言っていい、空いている土曜日であった。
これは何かのお導きか?ということで、1次予選に臨むことにした。

一次予選当日
少しドキドキしながら迎えた一次予選当日。
前日から宿泊に来てくれていたゲストさんと共に出発する。大阪から来てくれていて、新婚さんいらっしゃいも時々見ているそうな。出場できるといいですね!と、エールを貰い、途中の駅で解散する。
名古屋のバカ高い駐車料金を回避するために、稲沢で車を置き去りにして、久しぶりに乗るJRで名古屋へ。
知り合いが居ないかな??と、ちょこちょこ冷やかしながら向かうも、出会うことは出来なかった。
少し早めに到着したので、JR時代によくお世話になっていた、地下街を進んでいったところにあるインドカレー屋さんへ。激辛インドカレーを頂き、汗だくになって会場へと向かう。

さていよいよ、一次予選の会場へ。
通っていた専門学校の隣のビルというのも偶然か。到着すると、他の応募者らしきカップルも待っていた。
迎えてくれたのは、思いっきり関西弁のテンション高めのスタッフさんと、クールな感じのスタッフさん。対する?応募者は僕らを含めて合計3組の新婚だ。

テーブルの上にあるのは、参加賞のエコバックとクオカード。そして見覚えのある応募用紙。必ず出さなければいけないようで、それなら家から書きかけの応募用紙を持ってくればよかったと思う。隣のカップルも同じように応募用紙がテーブルに置いてあった。

少し緊張しながら選考会スタート。まず一組目はクリスチャンのフィリピン人カップル。日本で出会ったらしく、旦那さんの奥さんへの愛がとてもダイレクト。しかしクリスチャンということもあり、結婚するまではキスさえも許されないのだとか。新婚初夜の初めてのキスの感想を聞かれて、旦那さんが「オイシカッタ」と可愛く答えていたのが印象的だった。
そして二組目。こんどは何とかっていう芸能人歌手のファン同士のカップル。旦那さんが突然歌いだしたり、奥さんの旦那さんへのツンデレ…いや、ツンツン具合が面白い。
時折応募用紙を書く手を止めつつ、終始和やかな雰囲気で選考は進んでいく。

そしていよいよ僕らの番。やはりいじられるのは僕の髭。もちろん新婚旅行世界一周や、ホニャラノイエの話もするが、最後の最後、「髭の活用法」として必殺奥義・髭マスクを炸裂!
もうこれは他のカップルは勿論のこと、クールな感じでひたすらやりとりをパソコンに打ち込んでいたスタッフさんも巻き込んで、会場は爆笑の渦。
この瞬間、これはイケるんじゃないか?と、確信した。

1時間半ほどで選考会も終わり、明後日までには合否を連絡します!と言われ、会場を後にする。
折角名古屋まで来たことだし、少しだけ名古屋観光。名古屋駅から少し歩いたエリアにある円頓寺商店街へ。昔ながらの商店街にポツポツと新しいお店も。宿と喫茶店が一緒になっているなごのやへ。カフェタイムの後、商店街を少し食べ歩き。とんやきの発祥の店をを名乗るお店に入ってみたり、食べ歩きサイズのお好み焼きも!

ひとしきり楽しみ、車が置いてある稲沢へ。そして少しドンキで買い物をしている途中、一本の電話が!!
「一次予選通過です!!」とスタッフさんからの連絡!
連絡早!!!
恐らく今日のオーディションが終わって、選考して直ぐの連絡でしょう。
そしてまさかの翌日名古屋に来れないか?とのオファー。
まあ予定ないことはなかったが、何とかなる時間だったので快諾。
さらに宿題が送られてくるとのこと。一晩で申し訳ないが、作ってきて欲しいという無茶ぶり(笑)をされた。

ホニャラノイエに帰って、早速宿題に取り組む。
二人が出会って、結婚するまでのエピソード。結婚後の新婚生活のエピソード。僕の髭や胸毛の有効活用法。宿を運営していく上での珍エピソードなどなど様々な項目で求められる。どうやらこの宿題の出来も、合格率アップの秘訣なのだそうだ。
二人で色々話しながらエピソードを思い出し、宿題も完成。
いよいよ二次予選へのチャレンジだ!
二次予選

気合を入れて、髭を三つ編みにして臨む二次予選!
少し早めに会場に到着。宿題をスタッフさんに渡して、少し別室で待機。どうやら瑛美ちゃん、緊張気味だ。
いよいよ予選スタート。二次予選は、スタッフさんと僕達のいわばマンツーマン。昨日の雰囲気とは異なり、宿題内容を元にしてどんどん突っ込んだ質問と、さらには演技の指導まで。声を大きく!とか、ここは感情をもっと込めて!!などなど、オーバーリアクションを求められる。
その中で昨日の髭マスクをアンコール。
しかし、三つ編みのお陰で髭に癖がついてしまったせいか、髭マスク不発の憂き目に。
髭の状態を整えないと出来ないということがわかった。
この予選を通過すれば、後は本番。それを意識したような本番さながらの緊張感の中、予選の二時間は終わった。

結果発表まで、今度は5日ほど時間がかかるとのこと。いけるか?否か?
ドキドキしながら待つ時間。

しかし、伝えられた日までに合格の連絡はなし。
これは落ちたのかな?
ん~、髭マスクの不調が原因か…それとも緊張して固くなっていたかな?などと、敗因を考える。
・・・
・・・

しかし翌日!
夕方にスタッフさんからの着信!
なんと合格であることの連絡だ!!

収録は僅か10日ほど後。
急な話に驚きつつも、出演を快諾。かくして僕達ホニャラ夫妻の新婚さんいらっしゃいへの出演が決まったのだ!!!

そんな僕たち夫妻が運営する、古民家宿&イベントスペース ホニャラノイエ(岐阜県揖斐郡大野町)のHPはコチラ!
https://honya1167.site/
交流型の宿を運営するほか、多彩なイベントを行っています!ぜひ遊びに来てくださいね~~

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