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夏の終わり旅2024 その19

少し早い時間だが、サウナ後のお昼ご飯タイム。
人気店だという、海沿いのオシャレカフェで優雅に頂いた。
快晴の天気に海の青がとても映える。
白を基調とした内装は、いかにもカジュアルなデートにピッタリな雰囲気を出している。
実際に殆どはカップル。
女2に髭男1という、奇妙な組み合わせは、周囲にどう思われているのだろうか。

食後、ドリンクでノンビリと思っていたら、なんとサプライズでバースデーケーキが!
そう、今日9月6日は僕の誕生日。昨年から旅先でバースデーを迎えるのが恒例になりつつあるが、今年はこんなサプライズが待っていた。

エミポンがRちゃんにお願いして仕掛けておいてくれたらしい。
しかし、食後にと頼んだドリンクは、僕もエミポンも甘いフルーツジュース。Rちゃんはケーキが来るのを見越してしっかりとコーヒーを頼んでいる。
しまった!私もコーヒーにすればよかった!わかってたはずなのに~~とちょっと後悔するエミポン。
あまり先のことは考えない性格がここで炸裂する、おもしろいバースデーだった。


さらに食後のデザートにと、Rちゃんおススメのジェラート屋さんへ。仕事でも少し関わっていたという、就労支援施設でもあるのだそう。
そういわれてみると、スタッフの人数が多く、少しぎこちない対応を見守ったり、サポートするスタッフもいることに気付く。
さっきケーキを食べたのでは?という疑問は気にしない。旅は食べるのも魅力の一つだ。
ここで先ほど飲み損ねたコーヒーも頂く。




ここから奄美ドライブ!しかし、サウナと旅の疲れが相まって、眠気に勝てずに後部座席で爆睡。なかなか来れない奄美の景色、ぜひ瞼に焼き付けたいと心は思っているのだが、どうしても上の瞼と下の瞼が言うことを聞いてくれない。
エミポン達は女子トークに花を咲かせていた模様。
着いたよ!と起こされて気づけば駐車場。どこかと思えば、ここはマテリアの滝。
奄美大島で滝というイメージはあまりなかったが、有名な自然スポットだそう。どうやらかなり山道を登ってきたらしく、周囲は南国らしいジャングルの様相だ。本州とは森の様子もちょっと異なる。



帰り道、Rちゃんがちょっと行きとは違う道を走ってみたい!と、山中の林道へ。一応Googleマップには載っている道で、通り抜けることが出来ればRちゃんがおススメする断崖の絶景スポットに行けるということだが、ちょっと怪しい雰囲気の道。案の定すぐに砂利道になり、これはヤバい!と引き返す。電波も通じない山奥、何かあったら大変だ。

大回りしてそのポイントまで連れて行こうか?と言ってくれたが、マップによるとこちら側も峠越えの山道になりそう。時間も掛かってしまうし、そろそろ休みたい気分でもあるのでそのまま本日のお宿・中村荘に送ってもらう。
Rちゃんはお仕事があるため帰るとのこと。また2日後にも迎えに来くるからね!と去っていく。一応ここまではバス移動することも出来るのだけど、そこは島国、本数はお察しの通り。クルマで移動させて貰えて非常に助かる!
中村荘があるこの国直集落は、奄美市内の人も遊びに来ることもあり、ローカルなリゾートという風情もある。ほかにも宿は何軒か。
玄関を開けると、オバちゃんが迎えてくれる。ハイ!お部屋はココね!という感じで、すごいザックリな案内。ある意味これも島クオリティーらしい。教えてほしいことは自分から聞くシステムだ。

少しだけお部屋でお昼寝。なんせ朝が早かったし、ちょっとノンビリしたい。
夕方になったところを見計らい、海岸線へ夕陽を見に行く。
宿泊客や地元の人も、自然と集まって、陽が沈む方向を眺めている様子は、なんかほっこりして良い。
結局夕陽は沈む寸前に雲に隠れ、海に沈むところまでは見ることが出来なかった。しかし、その後の雲の色の移り変わりがとても綺麗!
帰り道、堤防で酒盛りしている地元のおっちゃんに「すごい髭だね!!」と話しかけられ、少し立ち話。
宿に帰って、美味しくご飯を頂き、この日は早めに就寝した。


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