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夏の終わり旅2024(その2)

朝ごはん前に少しだけ宿の周りをお散歩。 1ヶ月前に地球宿ツアーで訪れた時には、朝7時ごろであっても強烈な日差しで朝の散歩さえ行く気になれなかったが、8月の終わりの地球宿はとても涼しく、一月でこうも違うのかと思わされる。リンゴも少しづつ色づいていて、季節の移り変わりを感じる。
ただ、この時点では数日後に台風が接近する予報ということもあり、リンゴ農家としては頭が痛いところ。農業の手伝いで地球宿に長期滞在している方は、リンゴの収穫に朝早くから出かけて行った。




ゲストみんなで朝ごはんをみんなで頂いてから出発。大学生カップルさんとは、また祭りで会いましょう!と、再会を約束した。
途中、安曇野ワイナリーやスーパーで少し買い物をしたら、梢の雪へと直行。 柚木さんは長期の旅ということもあり、助手席でカタカタとお仕事。昨日に引き続いて僕が慣れ知った道ということもあり、ドライバーを務める。 お昼ご飯はどこで食べようか?と国道沿いを流していくが、なかなかピンとくる店は見つからない。白馬近辺は観光客向けのお店が多いように感じる。結局、南小谷駅近くの熊カレーの表示に立ち寄り。 お蕎麦も美味しく、なかなか良いお店に入ることができた。

そしてかなり早い時間だが、梢の雪へ。 リピーターなら早い到着もオッケーなので、遠慮なくノンビリさせてもらう。 梢の雪名物といえる2階の縁側に行ってみると、ミンタロハットのTシャツが。 あれ?知り合いの予感。 一体、誰だろうか?と考えながら過ごす。

夕方、お出かけしていた家族連れの方や、常連のマルさんも戻ってくる。 例のTシャツの持ち主は、ホニャラに来てくれたり、旅先でも会いにきてくれたりした、寺木さんだと判明。ゲストハウスを泊まり歩いているイメージから、梢の雪も何度か来ているのか?と聞いてみたら、実は今回が初めて。
2泊してノンビリしていたのだそう。そんなタイミングで偶然に泊りあわせることにご縁を感じる。


みんなで乗り合わせて温泉へと行く。蒼の湯という、渋くてオススメの温泉へと向かうことに。 しかし…まさかの閉まっている! 少し早仕舞いしたのだろうか、田舎あるあるなこと。寺木さんが先に入って来たことで油断し、電話確認をしていなかったのが悔やまれる。 相談の上、白馬乗鞍スキー場近くにある、若葉温泉へ。小谷村を北に南にと、なかなかのロングドライブとなった。暗くなるころに到着し受付をすると、 19時までだよ!とこちらも結構ぎりぎりの時間だった。泉質は源泉かけ流しでGOOD、しっかり温まって梢の雪へ帰った。




オーナー、ぐっさんの作る美味しい料理の晩ごはん。今日泊まり合わせたメンバーである、ご家族連れとマルさんはかなりの梢の雪ヘビーユーザーだとか。 お子さんも元気で人懐っこく、ウォー!と飛びかかってくるのは末っ子くん。 夜はお酒を酌み交わす。(僕はもちろん呑まない)明日から4日間はまともに眠れないだろうから、早めに寝ようか…と思いつつも、ついついと夜遅くまで話し込んでしまった。



早めに目が覚めて、玄関先に置いてある椅子で、谷間を眺めながらノンビリ。看板犬のアノンは時折エサを食べたりしつつ少し擦り寄って来たりと忙しない。ここまで微妙な空模様だったが、とうとう雨が降ってきた。
朝食は僕らの部屋を開け放ち、テーブルを運び込んで食べる。 朝の澄んだ景色をおかずとするのだ。 食後は縁側でぐっさんのコーヒー。マルさんの誕生日ということで、お手製のパンナコッタまで付いてきて、お祝いのお裾分けを頂く。

柚木さんはもう少しお仕事をしてから出発のことでここでお別れ。 今日チェックアウトの寺木さんが会場まで乗せていってくれるとのことなので、有り難く甘えさせてもらう。 ちょっと荷物を持って駅ー会場を歩くのはキツイと思っていたので助かった。
みんなに見送られながら宿を出発。谷を一旦回り込むように橋を渡り、梢の雪から見て反対側の道を走るところで、寺木さんにスピードを落としてもらう。多分アーミーから聞いていたのだろう、合点していたようだ。 梢の雪を見ると、家の前でぐっさんが大きく飛び跳ねて手を振ってくれる。 コチラからも手を振りかえし、最後にクラクションを鳴らして加速。梢の雪、最後の儀式だ。
さぁ、いよいよ「いのちの祭り」会場へ。 どんな4日間が待っているのか? とても楽しみだ!

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