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オランダからのご家族滞在記!(その2)

【夏まつりで大歓迎!】
さて迎えた二日目。今日は午後からホニャラ夏祭りだ!
昨日夜、突然突撃してきたつーぽんやトメさんも交えてゆっくり目の時間に朝ご飯・・・というより、ブランチを食べる。
例年ではホニャラ夏祭り、お盆ぐらいの時期に行っていたのだが、今年は何かと忙しそうになってきたので、時期をずらし、丁度ご家族の歓迎の意味も込めての開催だ。

まあそんなに大きくやるわけでもなく、スイカ割りやかき氷、バーベキュー、花火などをやるのだが、つーぽんが「ソンクラーンを日本でやるべきだ!」という投稿をしていたのでふと思いつき、ここでやることに!
連日猛暑の岐阜。水でも掛けないとやってられないでしょう。

2拠点居住の合間にやってきてくれたモトさんも到着し、バイク3台そろい踏み(あと二台はつーぽんとトメさん)まるでライダーハウスのようだ。

さあボチボチ掛けますか!と、庭の井戸水を開放し、水かけ祭り開始だ!


デンシルやジャスティンはシャイなこともあり、お部屋でノンビリしている。
構わず水を掛けあう大人たち、井戸水はとても冷たく、やっぱり気持ちがいい!


途中でレジェンドいでさんも到着。翌日の休みが取れなかったので、わざわざ東京からの福岡への帰りに、日帰りで立ち寄ってくれた。


もう本気の大人の掛け合いなので、お互い容赦なし!水鉄砲では物足りず、バケツで頭からぶっかけたり。もう楽しすぎて、これからのホニャラの夏・恒例行事にしなければ!と思った。


そしてスイカ割り。すぐに割れるだろうとトライするも、大の大人が頑張ってもなかなか割れないもの。
空振りしたり、当たっても力が弱かったり。
ジャスティンも途中で参加。大人がガチで楽しんでいる姿は子どもにも伝わるものだ。
最後はマーシャルの一撃で見事に割れて、みんなでスイカタイム。
大きめのスイカが瞬く間に無くなった。



一息休憩してバーベキューの開始、肉やら魚やらいろいろと焼く。



ひと段落したところでふと見ると、夕焼けがとてもきれい。
マーシャルとジャックリンは「ビューティフル!」と喜んで、少しお散歩に。
あとでこんな写真を撮ったよ!と送ってくれた。


何気ない日常見ていた風景だが、撮り方次第でとてもフォトジェニックになるものだ。



〆は恒例のとめそば。
ご家族は少々お疲れだそうでおやすみなので、僕らとトメさん、つーぽん、モトさんで温泉へとお出かけした。

【ホニャラ滞在を】
3日目。早朝はつーぽんが知らぬ間に出発。ご家族は爆睡して起きてこないので、エクストリームで出社するトメさんと、モトさんでちょっくらモーニングへ。
そこのスタッフさんに、最近始めたソフトバレーのメンバーのおばちゃんがいてびっくり!ちょっと夏場は忙しくてなかなかいけない旨を伝えておく。

ジャックリンとマーシャルも起きてきて、現実に戻される…と嘆きながら出発するトメさんをお見送り。
ウェスタンスタイルの朝食を食べる。(僕とモトさんはコーヒー)
どうも、ジャスティンとデンシルは、初めての日本で米食にはなかなか馴染めないらしく、あまり食べない…ということで、エミちゃんがパンケーキを作ったのだ。
こちらは喜んで食べてくれていた。

マーシャルとジャックリンは二度目の来日。温泉にも行きたい!と言っているので、今日の夜はぜひ、温泉に行こう!と提案。
また、この後のプランについても相談する。
どうやら、マーシャルとジャックリンはアクティブタイプで、山登りや街歩きが大好き。そういえばマーシャル、毎朝ちょっと行ってくるよ!と、お散歩に出かけていた。

対して息子さんのデンシルとジャスティンは、歴史に興味がある様子。
特にジャスティンは、歴史に関して急にスイッチが入ったように話しだしたりするので、かなり興味があるのだろう。

ということで、明日と明後日を使ってお出かけし、岐阜市内や関ケ原を案内しよう!ということに決めた。金華山や長良川鵜飼、そして関ケ原合戦ミュージアムなど、色々と巡ることにした。

【おおの散歩・前編】
さて、夕方に買い出しに行くとして、昼間に少し、大野町をご案内することにした。
せっかくなので、日本のどこにでもあるような?田舎町を歩いてみるのも一興だろう。
地元の人たちは、こんな町で行くところあるのか?ということを言われるが、そんなことはない。
この大野町、外国人でも喜ぶ潜在的な魅力はいくらでも存在すると僕は思っている。

息子さんたちはお留守番で、マーシャルとジャックリンと僕の三人で出発。まずはホニャラノイエの横を流れる三水川沿いを北上だ。
やけにアゲハ蝶に興奮しているので聞くと、オランダには小さいチョウチョはいるが、アゲハ蝶のような大きいものはいないのだそう。カラフルでとても奇麗!と、喜んでいた。
ご近所さんのお友達、ナオさんの手作り秘密基地にも寄り道。
この2年ぐらいで花に凝りだしたナオさん、バラなどの花ががとてもきれいに植えられている。

町中のメイン神社にお参りして、お参りの作法を伝授。ここからは、ちょっとコアな大野の町中に入っていく。
マーシャルも散歩のときはやはりわかりやすくて歩きやすい、川沿いを歩いていた模様。しかしそれだけでは見逃してしまう魅力があるのだ。

町中を貫く遊歩道。すぐにマーシャルも気づいたが、ここは昔は鉄道が走っていた。20年ぐらい前まではここを1両の電車が走っていたんだよ!と、教えながら歩いていく。
人懐っこい沿道のワンコに挨拶して、少し歩くと「うぐいす堂」に到着。
大野町には和菓子屋が3件あり、そのうちの一つだ。
ここはその中でも一番わかりにくい場所にあり、普通に歩いていたらまず気づかないだろう。
しかし、味はとても絶品。しかも安い。
昔は駄菓子屋さんの役割もあったらしいが、今は餅菓子を中心に、かわいらしい?おっちゃんが細々と売っている。

時々翻訳でカンニングしながら、餅菓子の種類を解説。
揖斐の名物・ニッキ餅と、今の季節ならではのみょうがぼち。そしてオリジナルのクッキーに近いお菓子、おおの物語を買って、お店を後にした。



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