KTR8500を追いかけろ!北近畿の旅!(その4)
越智さんが作ってくれた豚汁から朝はスタート。ショウガとにんにくを効かせたというお味は、昨日食べ過ぎた胃袋に優しい。
実はこのお家、福知山市民病院口駅のすぐ近く。折角なので、特急たんごリレー号を見送ってみようか!と思いつき、みんなも誘う。駅前のホテルで泊まっているこいずは起きているだろうか?朝はランニングするかも!と言っていたので、とりあえずメッセージを流しておく。
シンプルな片面ホームの無人駅に、7人が降り立つ。もうすぐ時間だな!と思ったら、並行して走る、山陰本線の特急がやってくる。あれ?と思って時刻を見ると、少し遅れているので、おそらくJR特急の遅れを受けて、たんごリレーも接続待ちをしているのか。
少しして直線の彼方に再び前照灯が…しかし僕は騙されない。これは山陰本線の普通列車だ。
その普通列車を追いかけるように、もう一つの前照灯。これは間違いない!
遅れを回復させるためだろうか?普通列車を追いかけるように猛然と加速。持ち前の性能をフルに発揮しているのだろう。丁度僕らの目の前を通過した直後に軽々とJR普通列車を抜き去り、ディーゼルの香りを残しつつ宮津方面へと駆け抜けていった。
えみポンによると、運転士さんがぺこりっと軽く頭を下げて挨拶してくれたみたい。
少しホームで余韻を感じたのちに、福知山駅へ。近くのスーパー併設の産直で、お土産やお昼ご飯をゲット。
小浜線の車内でお昼ご飯の予定だ。
越智さんとはここでお別れ!今年は福知山でシャルソンをやる!と宣言してくれたので、次はその時に福知山に来ようかな!
舞鶴線直通の普通列車で東舞鶴へ。途中の西舞鶴駅の手前では、部品取り用に引き取られたもう1編成のキハ85系を垣間見る。
経年劣化でボロボロな姿の、タンゴエクスプローラー編成も隣に停車している。こちらはこの先、どうなるのだろうか?1日フリー切符の背表紙には堂々と描かれているところをみると、まだ活用したいという思いはありそう。
東舞鶴では僅か1分の乗り換え時間。対面ホームの乗り換えではあるが、まあ忙しない。とはいえ、その乗り換え列車の車内でターザンが待ち受けてくれていて、席を確保してくれているので安心だった。
そういえば、最終日にホニャラ常連のトメさんが登場する予定。どこへ出現するかはお楽しみ!という、よくわからないサプライズを仕掛けようとしているみたいだが、今朝の投稿や、数日前にTabiwaお出かけパスを買ったという情報で、恐らく小浜線・小浜より東側で合流というのは予測がつく。
サプライズというなら、一駅西側の勢浜まで歩いて(一応ギリギリ可能か)驚かせてくれたら、一同起立のスタンディングオベーションで迎えようと思っていたが、流石にそれはしない。(オモロクないな~笑)
予想通り小浜で乗り込んでくるのなら、サイレントトリートメントを浴びせようと、一同寝たふり!を指示。
しかし曲者のトメさん、わざわざ違う車両に乗ったみたい。いつこちらにやってくるのか?(トメさん側ははいつ迎えに来るのか?と思っていたみたい)という不毛なお互いの我慢比べの小浜線だった。
敦賀からはハピラインふくいに乗り換え、北鯖江へ…というところだが、ここでトラブル発生!なんと自動車と列車が衝撃した影響で、敦賀~武生間は運転見合わせ。福井方面へお急ぎの方は新幹線をご利用くださいというアナウンスが流れるではないか!!
ここで困ったのは乗車券の扱い。実は我々、僅かに安くなるという理由から、北陸三県tabiwaパスを使おうとしている。福井・石川・富山県内のJR西日本在来線+第三セクターが乗り放題の切符で、これを組み合わせると微妙に安くなるのだ。
福知山→青郷(フリー切符の入り口の駅)までは乗車券を持っており、さあtabiwaパスを使い始めようというところ。
運転再開見込みは14時。(現時刻13時過ぎ)
1時間ほど待つだけならそこまで影響はないが、それを超えるのであれば北鯖江に行くのを諦めるのも選択肢に入ってくる。
少し考え、予定通りtabiwaパスを使い始めることにし、使用開始ボタンを押して改札を通過した。
アーミーが駅横の施設に、お洒落な本屋とカフェが一体になった施設があると教えてくれたので、僕ら夫妻、アーミー、トメさん、ふじポンはそこでノンビリすることに。
ターザンはここから新幹線で帰京するとのことでお別れだ。
カフェメニューはお茶がメイン。あれ?この辺りってお茶の産地だっけ?と思いつつ、ノンビリとカフェでお茶しつつ、本屋の中もウロウロしたり。
紙媒体から離れつつある今、ウチの辺りでも本屋が少なくなっている中だが、デザインをしっかりして本を売ろうとする姿勢は頑張ってほしいモノだ。
そろそろ運転再開するならば情報が出ているハズ…と改札口へ。しかし、すると14時過ぎの列車も運休のお知らせ。ハピラインふくいの係員に聞くと、早くて次の列車は15時台だそう。
いつの間にか、14時運転再開見込みの表示はサラッと消されている。
もう次の列車を最終判断として、もしもそれがダメなら北鯖江に行くことはあきらめよう。念のため、殆ど元を取れていないtabiwaパスの払い戻しなどはできないか、もしくは特急券別払いでもいいので新幹線にのれないか聞いてみるもやはりダメだ。こういったときにトクトク切符は損する可能性がある。
因みにこれは後から気が付いたのだが、JR分は普通に買って、ハピラインふくいのフリー切符を別購入(なんと敦賀~北鯖江の往復でも充分安くなる)という方が、リスクも少ないし、安くなっていたということが判明した。トクトク切符はしっかり調べないといけないな…