イラストレーターがあふれる世界を想像してみる。
今日からいくつか百貨店も再開しだし、少しずついつもの日常に戻りはじめました。
完全に元には戻ることはないだろうけど、急な変化はしんどいのか、やっぱりできるだけ前の日常に戻ろうとしている。
昨日も大手アパレルが倒産したなどの悪いニュースが聞こえてきて、これから不況になってイラストレーションも需要は少なくなりそう。
でもイラストレーターは飲食店のお店と違って、今月廃業するかしないかの瀬戸際という人はあまりいないと思う。
それはペンとパソコンさえあれば自宅でできて、経費もほとんどかからない効率のよい仕事だからだと思う。
固定費なんてadobeのソフト代ぐらいで、自宅が作業環境なら急に外部への支払いに困ることもない。
この自由に動き回れるコンパクトさが実はとてもいいのかもと最近思っている。
小さいことでかなり融通がきく。
逆に言えば、簡単に吹き飛ぶってことだけど、吹き飛んだら吹き飛んだでまたすぐ立ち上がれる気がしてる。もともと小さいからダメージも小さい。
背負っているものが少ない分、自由に動けるし、決めれる。
そう考えると、これからの未来、今まで以上にイラストレーター増えそうな気がしている。
だってペン一つで始めるのはとても簡単だから。(続けていくのは難しいけど)
僕のイメージではイラスト1本だけというのではなく、いろんな職業を掛け持ちしながらの一つにイラストレーターがあるみたいな感じで増えていくと思う。
競争がさらに激しくなって大変だけど、それによって刺激受けるので、それはそれで悪いことでないかなと思っています。
とにもかくにも、置いて行かれないように自分が頑張らないとですね。
Photo by 四月のアップリケ
Photograph Yuko Shimada(SUYASUYA)
illustration Takeru Toyokura(Re:VERSE)