5G線上のアリサ【第1章#5話】
#5話:授業の終わり、事件の始まり
【視聴時間=03:20】
復習スタート。
今まで覚えた授業内容の確認をする。
「簡単に言うなら通信方法5世代目」と伝えた加護は、肩下げ式からポケベルになった時代を共に懐かしんだ。
池田と井口に続き平野がIモードやEZWEBのネット黎明期3G時代を思い共に懐かしんだ。
「―――5G時代に至り、みんなと出会い今があるのです」と、愛利沙は改め感謝を告げて四人の生徒を導きながら、井口のVRメガネ検索カンニングも見逃さずに履歴を追いかけーーー
同時にツリッターで相互フォロー関係になったのならば、承認後すぐに自分目線のVR世界が見られることを生徒に伝え、機能に慣れていくようにスタートアップした。
この五人は百戦錬磨。
今まで知識を出し合いながら、5GとIOTの使い方を学びながら、社会に応用できる手段を現実的に考え出した。
「未来はこういうテクノロジー化を果たしたら良いな」と言える、議論や疑問を応酬しながら愛利沙を起点に話した結果―――
謙虚に「それは過信」と返し、愛利沙は自分の持論を展開。
「自分程度に思い付くことはすでに他の人が気付き、やっていると思う」からこそ予言や“アイムソーリー”ではない。
とあるツリッターのアカウント名を出した愛利沙は笑わせた。
“令和の予言者アイムソーリー”のフォロワー数は1000万人。
ツリートをする言葉がすべて予言のように叶っていくと、知られ今ではフォロワー数が日本一の有名人。
自動運転や遠隔手術も可能と伝えおさらいが終わるとーーー
パソコンやスマホを一から学びツリッターを始めたことが、教師の人生を狂わせるとはこの時、誰も知らなかった。
『”Move Right Now”perfomed by FASSounds,used under license from Shutterstock』
Thank you for reading!