5G線上のアリサ【第1章#6話】
#6話:ツリッタースタート=時限爆弾設置完了
【視聴時間=03:00】
VR時代のツリッターは配信者と相互フォローならば、立体映像視点をリアルタイムで見られる機能付きで、承認次第でその人視点の世界が見える時代になった。
ロートルズはアカウントを作り楽しく進め機能を学び、すぐさま自分のツリッターをカスタマイズ&マスター開始。
愛利沙と一緒に楽しむためにまずは加護が設定終了。
ロートルズ最古参“加護洋次郎”は隣町の、大垣市から週三回、パソコン教室に訪れる。
ジェントルマンな性格が人を惹き付けるが謎も多い。
コーヒーを持った執事のアイコン、HNは“カーゴ”で設定。
姿勢の良い細マッチョ紳士は60歳にはとても見えない。
彼の生まれ育ちを知るのがロートルズの密かな命題。
池田光は池田町の町長。
自分の地元を愛し、5GとIOT化に続く義務感に刈られ入学。
早4年経ちまとめ役となり過去に愛利沙を助けたこともあり、八名蜂谷信奉者であり、
マニフェストを掲げマスコット“ちゃちょまる”アイコンを選択し終え、HNは“チョーチョー”に決め「よっしゃ!」と言って設定完了。
池田に誘われ同時に入った井口悟は農家生まれ。
工場育ちの典型的な池田町民は真面目に学び、農業と工業を発展させる目的を抱え授業を受けた。
IOT化が進んだ現場でアドバイスマンとなっている。
ローカル情報屋は町内一の美女から許可を取って“加奈子”を名乗りネット上のオカマのキャラで
と叫ぶ。
最後に主婦代表。
娘とのケンカをSNSで解決。
愛利沙に恩義のある平野樹里は地元を愛している。
道の駅や池田温泉、スーパーマーケットを好み、近所付き合いの良さから孤立無援の愛利沙を支え続けた。
“マダム”も愛犬のチョコをアイコンに。
これで全員ツリッター開始。
“アリサ”のフォローをする好意が時限爆弾と知らぬまま。
『”Steady Goes”perfomed by Porter Productions,used under license from Shutterstock』
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