NPO法人つなげる の セオリー・オブ・チェンジ(ToC)のデザイン
今日はビジュアルコミュニケーションデザイン、インフォグラフィックスデザインの制作事例をアップします。
制作プロセスの共有が目的なので、画像の解像度はそこまで高くしておりません。正式なバージョンを見たい方は、クライアントであるNPO法人つなげるの公式サイトの方へお問合せください。
NPO法人つなげる Theory of Change 完成版
【解説】NPO法人つなげるの
セオリー・オブ・チェンジ(ToC)について
桑畑よりプレスリリース時のコメント
NPO法人つなげるのToCをビジュアライズ(可視化)することによって、二つの成果を生み出すことができると考えました。
一つ目は、これまで関係者が議論を重ねて紡いできた言葉を、より魅力的によりわかりやすく発信できるようにすること。二つ目は、ビジュアライズ(可視化)することによって、関係者の中で新たな発見やアイデアが生まれ、ToCがより鮮明に力強いものになること。おそらく、一つ目の期待から今回のビジュアライズ(可視化)をご依頼いただいたと認識しておりますが、理事の皆さんの素晴らしい姿勢と取り組みによって、二つ目の成果が想像以上のものになったと考えます。
多胎児の育児で悩まれている方たちは、国内の人口の割合からしたら少数派かもしれません。しかし、その一人ひとりに本当に貢献したい、そしてその人たちに貢献することが多胎児の保護者だけでなく、究極成果に掲げた『誰もが命の誕生を当たり前に喜べる社会を実現する』ことを信じて紡ぎ出した結晶だと感じております。
今回のビジュアライズ(可視化)がゴールではなく、NPO法人つなげるに関わる皆様の羅針盤であり、そして本当のスタートになれば、関わらせていただいたデザイナーとしてこれ以上の喜びはありません。
本日、NPO法人つなげるの
クラウドファンディングに寄せたコメント
子どもの頃、自分自身が双子になることを何度も夢想しました。
実は、生き別れの双子の弟がいるんじゃないか?って。
映画やマンガの影響で、双子には憧れしかありませんでした。
三つ子や四つ子の方に実際に出会った時は、ただただ感動しました。
そんな裏にある、多胎児育児の“課題”は、
NPO法人つなげるのみなさんとの関わりの中で初めて知ることになります。
親族に多胎児がいるか、もしくは保育に関わっていないと
多胎育児の“課題”を知る機会は中々ないのではないでしょうか。
そして、知れば知るほど、
多胎育児が抱える“課題”は『社会課題の縮図』だと感じます。
決して、少数派に限定した話ではありません。
多胎育児への課題に取り組むことによって、
様々な社会課題の解決への糸口が見えると考えます。
NPO法人つなげるの人たちは、
楽観的でもなければ、悲壮感漂う印象もありません。
ひとつひとつ、ひとりひとりの悩みに寄り添い、
そして、真剣にいきいきと活動されているように見えます。
そんなNPO法人つなげるのみなさんを心より応援しています。
NPO法人つなげるの活動が広がって、
一人でも多くの人に知っていただくことが、
誰もが命の誕生を当たり前に喜べる社会の実現へつながると信じています。
↓ NPO法人つなげるが、現在チャレンジ中のクラウドファンディング
セオリー・オブ・チェンジ(ToC)とは
私桑畑が、エンドオブライフ・ケア協会とのご縁で知り合った田辺大さんが代表を務める一般社団法人です。日本医療デザインセンターでも昨年、大変お世話になりました(そろそろお披露目しないと…)。
セオリー・オブ・チェンジの詳細は以下の、公式サイトよりご覧ください。
エンドオブライフ・ケア協会のセオリー・オブ・チェンジのPDF版のダウンロードはこちらから
https://endoflifecare.or.jp/files/ELC_annual_report_FY19_202004_final.pdf
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