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里山アップデートプロジェクト 始まってます!webアプリ導入と地元中学校との連携編



今取り組み始めた里山のことについて今回も発信していきたいと思います!
安馬谷里山や里山が持つ課題、これまで実施したイベントのことについてなど書いた記事はこちらから。

さて、今回はイベント以外に、里山を楽しめる仕掛けとして、webアプリの導入にチャレンジしています。デジタルとアウトドアを融合させ、自然について気軽に知ってもらったり、地元小中学校の学びの場として活用してもらいたいという想いで取り組んでいます。手探りで悩みながら、試行錯誤しながらですが、着実に前に進めていくことを大切に、取り組みついて紹介していきたいと思います。

木と親しむwebアプリ「はなもく散歩」の導入

現在、安馬谷里山への導入をチャレンジしている、webアプリ「はなもく散歩」。こちらのアプリを開発しているのが、千葉県千葉市を中心に活動されている「NPOリトカル」さん。
里山の樹木に名前が書かれた板とQRコードを設置して、それを読み取ると木に関する音声解説やクイズなどがスマホやタブレットから聴けるという仕組みです。関東圏の緑地や公園を中心に導入を進めています。
もっと身近に自然を感じてほしいという代表の中田さんの想いから開発されたwebアプリで、今もアップデートされ続けています。

具体的には、安馬谷里山研究会、NPOリトカルと相談しながら樹木やコースを選定し、実際にフィールドでチェック、QRコードの仮表示の取り付けなど行ってきました。GPSで樹木の位置を落とし込み、web上のマップで確認できるところまで完成しています。
これまでなかった「里山散歩マップ」も整備され、より親しみやすくなってきています。
あとは、本設置用の樹木板を作成し、実際に取り付ける作業です。

新たに作成した里山地図 わかりやすい!

地元中学校との連携授業!

安馬谷里山のすぐ近くにある地元中学校の先生と以前からお話しする機会があり、この樹木板の製作と設置を学校行事の一環としてやってみませんかと相談したろころ、ぜひ地元に貢献できる活動を考えていたところです!と、双方のねらいが一致。
学校行事の中で里山の活動を取り入れていただけることとなりました。

樹木板設置の前に事前授業ということで、安馬谷里山研究会の横山さん、リトカルの中田さんにもお越しいただき、里山の重要性や課題についてもお話しいただき、樹木板製作の指導をしていただきました。
教室には、里山の実際の樹木も持ってきてもらい、ガマズミ、ケンポナシをかじってみる体験、クロモジの匂いを嗅いでみる体験なども生徒達に行ってもらいました。

里山の樹木を持ってきていただき安馬谷里谷についてお話しいただきました!
生徒さんにクオリティ高い樹木名板を作ってもらいました
ニスも塗ってもらいました

次回は里山散策と樹木板の設置作業

さて、準備万端、学校さんにもご協力いただいた樹木板の製作作業。次回いよいよ実際に里山に行ってみて、樹木板を設置します。散策もしながら、里山の自然や空気を感じてもらい、その魅力に気づいてもらえれば嬉しいです。
そして、自分の作った樹木板の樹に愛着を持ってもらい、自然に親しむきっかけになってもらえれば嬉しいですね。
また続きはレポートいたします!

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