自民党総裁選の討論会から、現時点での政策論議についてコメント
自民党総裁選挙が、9月17日に告示され、河野太郎氏、岸田文雄氏、高市早苗氏、野田聖子氏の4候補者による立会演説会と記者会見、そして18日には討論会が行われた。
総裁選が始まってまだ2日間だが、その間の候補者の主張、特に経済財政政策に関する私のコメントが、日本経済新聞9月18日朝刊5面に掲載された。
新型コロナ対策を含む経済対策の内容や、老後の所得保障を支える公的年金のあり方、少子化対策、企業の労働分配などについて、各候補者の主張が次第に明らかになってきた。
自民党総裁選は、半月ほどの選挙戦だが、その後には衆議院総選挙、そして2022年度予算編成が待ち受けている。選挙戦における政策論議を通じて、経済財政政策の内容が洗練されてゆくことを期待したい。