作品名の書き方、こんなときどうする?──ウェブサイトの場合

比較的新しい媒体なので、確立された共通のルールはまだありません。とはいえ、読者が確実に情報へアクセスできることが大事であることに変わりはありません。私は次のように記載するようにしています。

著者「記事タイトル」、編者『所収コンテンツ名』、運営主体「プラットフォーム名」、発信日(URL)(閲覧日)。

ウェブ上で記載するなら記事タイトルにリンクを埋め込めばいいと思いますが、印刷媒体ではURLを明記します。ウェブ上の情報は頻繁に更新されるので、閲覧日は必ず書くようにしましょう。

記載例を示します。

岡田仁志「建築家が語るブロックチェーンによるトラストの構図」、日本経済新聞社『COMEMO』、「note」、2019年11月7日(https://comemo.nikkei.com/n/nc5a80f79b886)(2019年11月8日閲覧)。
「なぜ精鋭部隊は全滅したのか? ガダルカナルの戦いを読み解く3つのキーワード」、『NスペPlus』、日本放送協会、2019年10月25日(https://www.nhk.or.jp/special/plus/articles/20190919/keyword.html)(2019年11月9日閲覧)。

国内のニュースサイトは、ほとんどが数週間でリンク切れとなってしまうので、引用はあまりお勧めできません。海外のニュースサイトでは数年前の記事でも表示されるところがほとんどです。過去の情報を蓄積するためにも、できるだけ残しておいてはもらえないのでしょうか。

いいなと思ったら応援しよう!

玉城武生
皆様からの尊いご寄付は、今後の執筆活動に活用させていただきます。なにとぞご支援を賜りますようお願い申し上げます。