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初めまして
北野武男と申します。撮影を始めて今年(2023年)4月で28年目に入ります。全くの独学我流ですが、なんとか楽しみながら続けています。
「いつも愛機と二人連れ」
定年退職後は波乱万丈の人生を送ってきましたが、挫折もせず、心身ともに健やかに過ごせているのもカメラという生き甲斐があるからだと感謝しています。
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上記の画像は、近年全国から見学者が急増している国指定特別史跡「朝倉氏遺跡」の武家屋敷跡で撮影した紅葉です。
この note では、この朝倉氏遺跡と、そこから車で45分のところにある国指定史跡「白山平泉寺旧境内」の2か所を中心に紹介します。
単なる絵葉書的な風景ではなく、「祈り」と「いのち」を主テーマに豊かな自然と歴史が織りなす「情景」を私の想いとともに紹介させていただきたいと思います。
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司馬遼太郎氏がその著書「街道をゆく 18 越前の諸道」(朝日文庫)の中で、苔の境内を絶賛している「平泉寺白山神社」は白山平泉寺旧境内の中心をなす聖地です。
ここも朝倉氏遺跡と同じく約500年前に栄華を極めた史跡です。
「越前二都物語」
越前の国(福井県)には、中世にいずれも1万人をくだらない人口を誇った巨大都市が二つありました。
一つは、戦国大名の朝倉氏が築いた政治・経済・文化の中心地「一乗城下町跡」と呼ばれる朝倉氏遺跡です。
今一つは、平泉寺白山神社を中心とする宗教都市「白山平泉寺旧境内」です。
ちなみに、この二つは日本遺産にも認定されている貴重な史跡です。
私は「越前二都物語」と呼んでいます。
またこれと並行して4年前より、日本の原風景が色濃く残る山間の過疎集落や廃村の撮影にも取り組み始めました。
2021年1月に「note」を始めてから2年が経過しました。基本的には何らかの形で毎日1回投稿を心がけています。
すべて拙文・拙画ばかりですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。