がんばらない戦略「読書日記」
『努力しても報われない人へ』
結果は、頑張れば出るものではありません。
本書は、がんばっても報われない、主人公が、家出をして旅に出る物語。
旅先でいろんな不思議な人と出会い、さまざまな経験をしていく。
そこで、結果に結びつくとっておきの戦略を学び、成長していく。
その中で印象的な物語1つを紹介。
「美人とすれ違うと腕立て伏せをはじめる男」に出会う話。
旅の途中、目の前を歩いてた男がいきなり、道端で腕立て伏せをはじめた。
この男は道で美人とすれ違ったら腕立て伏せをすると決めているという。
『段取りを減らす』
スポーツクラブに通うのが続かないのはなぜか。それはトレーニングを始めるまでにたくさんの段取りがあるから。
①朝起きる
②外着に着替える
③顔洗う
④歯を磨く
⑤荷物を用意する
⑥靴を履く
スポーツクラブに着いたら
⑦入館手続きをする
⑧靴をロッカーに入れる
⑨トレーニングウェアに着替える
⑩器具のところまで動く
想像しただけでどっと疲れる。
スポーツクラブに通い始める人は、最初は意思の力がみなぎっているから多少苦痛があっても通うことができる。
でも、数日をすると心身に疲労が溜まり、意思の力がなくなり、やがてスポーツクラブ通いを続けられなくなってしまう。
それに対して、物語の中の男は腕立て伏せ以外の複雑な動作を全て削って、シンプルな行動にしていた。
何かを続けたければ、段取りを減らすことが大事。これが頑張らなくて済むコツ。
シンプル化が1番。
『スイッチを用意する』
それともう一つ重要なこと。
なんで美人を見たら腕立て伏せを始めるのでしょうか。
僕はそれは美人がスイッチになっている。
やる気を出すための条件反射。
「美人を見る→モテたい→細マッチョになりたい→腕立て伏せをする」
このように仕組みを作る。
『感想』
この本、すごい好きでした。
YouTubeの学識サロンさんでおすすめしていたのですが、本当に名著でした。
いい本に出会えて感謝です。
「段取りを減らす」+「スイッチを用意する」=自動操縦でうまくいく。
シンプルでわかりやすい。
物語形式なので読みやすくなっています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?