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デキる広報の情報収集 | 仕組みを作って最新情報をキャッチしよう

広報やPRの仕事では、いかに『新鮮な情報を手に入れるか』『斬新なアイデアをストックできているか』が成果を大きく左右します。

しかし、多くの情報を常に仕入れてくるには、相当な体力が必要と感じませんか?実際に私も、PR会社に入って1年目は、ニュースサイトから多くの情報を仕入れる事に体力を使い、疲弊していました。

しかし、情報を仕入れる仕組みさえ作る事ができれば、労力を使わずに簡単に新鮮な情報を仕入れる事が可能です。

デキる広報マンが実際に行っている情報収集方法を、ご紹介しますね。

質の良い情報を仕入れるには仕組み作りが大切

情報収集の基本

デキる広報パーソンはSNSを見ても、常に質の高い情報をキャッチして発信しています。彼らのように「1日に100本近くのニュースに目を通して、必要な情報だけをピックアップなんて、時間も体力も無いから自分にはできな無い!」と思っていませんか?

実は『情報を仕入れる仕組み』と『習慣』を作るだけなんです。

準備:取集するネタを決める

情報を集める準備

仕組造りのファーストステップは、「何についての情報を集めるか」を決める事です。何の為に情報を集めるのか?どんなテーマの情報を集める必要があるのか?を決めていきます。

例えば、あなたがパンケーキ屋さんに勤める広報マンなら。
新しい広報ネタの開発を目的として、競合の企業戦略/女子高生の流行り/飲食店の動向等がテーマになるでしょう。

仕組み:googleアラートとRSSを活用してビジネスネタを仕入れる

仕組み

集めるべき目的とテーマが決まったら、グーグルやSNSで検索しなくても良い、”仕組み”を作っていきます。

お勧めは、『googleアラート』『RSSリーダー』の組み合わせです。

googleアラートとは、特定のキーワードを登録すると、そのキーワードに関する情報がWeb上に公開された際に、自動的に通知してくれるGoogleのサービスです。
例えば、”パンケーキ”というキーワードを登録しておけば、パンケーキに関するニュースが公開された時に、自動的に自分のメールに通知してくれます。自分の知りたい情報だけを、逃さずに集める事が可能になります。

しかしGoogleアラートだけだと、メールの通知が気になりますし、過去情報を遡るのに苦労します。

そこで活躍するのが、”RSSリーダー”Inoreader(イノリーダー)です。
Inoreaderとは、登録したWebサイトの新着・更新情報を自動的に取得し、まとめて表示できるツールです。Googleアラートと連携する事で、WEBサイトではなくGoogleアラートの通知を更新してくれます。

連携の仕方については、『Googleアラート Inoreader』でググれば、沢山記事が出てくるので、こちらでは割愛させて頂きますm(__)m

習慣:日常から気づきを仕入れる習慣

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街を歩いていたら『アイデアが降りて来た』という敏腕クリエイティブディレクターがいますが、そんな事は有りません。どんなにアンテナが立っていても、効率よくアイデアのタネを発見する事は出来ないんです。

街歩きから情報を収集するには、情報を集める為の『方法』があるのです。

私が良く活用するのが『カラーバス』です。カラーバスで情報を集める事で、発想の外にある斬新なアイデアのタネを集める事が可能です。
【カラーバスの方法】

①毎朝ラッキーカラーを1つ決める
②街中でそのカラーが入ったモノを目に入れていく
③意識の外にある情報を取り入れアイデアのタネにする

まとめ~情報収集方法~

ただでさえ多忙な広報のお仕事、本来の仕事に集中する為には、情報収集に体力を使ってはいけません。自動で情報を仕入れる仕組みと習慣を身に着ける事で、最先端の広報アイデアを生み出していきましょう。


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