人生迷い道。
何を迷っているかというと、現在習いに行っている水彩画教室を続けるか、あるいは数検1級を目指して数学を学び直そうかどちらにしようかということだ。
話をしばらく前に戻す。
通販生活のWebサイトでやっている俳人夏井いつき先生の「俳句生活」という投句コーナーで佳作に入選し、もう一つは俳人長谷川櫂先生の主宰する「ネット投句」で入選に選ばれた。
これは自分にとってはすごいことで、レベルからいうと数千人の中の百名程度というレベルだから、偏差値から言えば60〜70ぐらいということになりそうだ。俳句を始めて2ヶ月程度だから、才能があるというよりも、ちょうど脳の作りが俳句向きというだけのことだと思う。今後入選するかどうかも謎だし。
というように、ひとまずの成果は出たのだが、これはなにか心の病の患者の能力としての足跡を目に見える形で残しておきたいという思いが強く、運良くそれが叶ったという訳だ。
というのも、厚生労働省が障害者権利条約を曲解して3障害合同という精神障害者、知的障害者、身体障害者を同一視して扱うという法制度をつくっているので、僕はそれに対し強力に反対している。反証はいくらでも提示できるが、今回は示さない。
そういうわけで、更に自分の能力を高めて足跡を残してみようという意味もあって水彩画教室を続けているが、まだ習い始めて3年目ということもあり、満足の行く作品が描けずに、地団駄を踏むような思いがする。
それで、水彩画を辞めてしまい数学学習に転向しようと思ったが、いきなりの方向転換も他人や親に迷惑をかけるのでしばらく思案中である。
もともと科学少年だったし理系は得意科目だったという過去もあるので、ここは自分の強み(ストレングス)に切り替えようと思ったのだが、そもそも動機が不純なので、しばらく考慮する必要があるだろう。
というのも、前述した3障害合同で作られた就労支援施設での数十年にわたる低レベル労働で自分の人生を無駄にしたという思いが強く、これは厚生労働省の国民の意見というようなコーナーにも投書したのだが、かなりの恨みを抱いているのは確かだ。
そこで、このnote以外に得意分野を作ろうと水彩画を始めてみたものの、進展は今ひとつだ。そこで得意分野だった数学に切り替えるか悩んでいるのだが、どうしたものやら。
話は脈絡がなくなってきたのだが、自分は精神疾患を精神障害者だと思っていないし、かなり高度なレベルに達しようと思えばできるはずと確信している。
それがだんだんと実証できてきたのだが、さらに実証してみようという算段を練っているところなのだ。
数学検定でもいいし、水彩画のコンテストでもいい。なにか入賞や認定という足跡を残すことが、微力でも精神疾患の患者に対する状況を変える一助にならないかと考えているのだ。
話が大げさになってきたし、病院職員に相談するにしてもそこは伏せるが、やはり精神疾患の患者は低能であるというような社会のイメージをできれば大幅に変えたいという願いがある。数十年来の悲願でもあるので、これだけは譲れないが。
ひとまず、全国レベルの俳句公募で入選と佳作という成果は得られた。今後も俳句づくりは続けるし、次はnote創作大賞のエッセイ部門の中間発表が待っている。文芸の結果を先に得たいが、二の矢三の矢を放ちたいのだ実際は。
ここにこういう気持ちを書いたのも、精神疾患患者の置かれている実態を世間ではまったく知られておらず、ほぼ普通のことを普通にできると思われずに、就労支援施設のニュースでは「障害者」とひとまとまりにされる。それがなんとも歯がゆい。
長い文章になってしまったが、あとは水彩画か数学検定で結果を出し、能力的高さを実証して記録として残しておくのが自分の人生の残りの課題というか使命だとすら思っている。
結果はどう出るかわからないが、今月中には俳句の公募とnote創作大賞の中間発表の結果が示されるので、それを待つとともに、自分の強み(ストレングス)にやることを絞って、なにか突き抜けるようなことをしてみたい。
それが今の本心というか本願だ。
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