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【グローバル化】今の時代の転職に必要なこと

 みなさま、転職活動いかがでしょうか?私は転職経験が6回あり、自他共に認めるジョブホッパーなわけですが、最近転職活動をしていて昔と大分変わったと感じる点がいくつかあります。今回は転職に過去の常識は通用しません。今の時代の転職に必要な点についてまとめてみました。


35歳転職限界説

 20年ぐらい前の転職マーケットでは「35歳が転職年齢の限界である」と言われていました。35歳以上になると、もう仕事が見つからないというわけですね。その当時は35歳以降はその会社で定年まで勤め上げるというのが常識でした。
 実際のところ、私は35歳以降に2回転職しています。そして今も尚転職意欲は旺盛です。普通に生活しているだけでエージェントや事業会社のリクルーターから声がかかるので、転職先に不自由している感じはしません。結局のところ、現在のジョブマーケットでは少子高齢化が進んでいて、人材が不足しているんです。少子化なので、新入社員は年々減って行きますし、企業は労働力を補うために、他社から人材を引き抜かないといけません。実際のところ、スキルさえあれば、35歳以上でも問題なく声がかかります。
 
米国企業では年齢、性別、国籍などを採用基準にすることは禁じられています。日本でも建前では年齢を採用基準にすることは禁じられている筈なのですが、保守的な会社では制限を設けることもあるようです。35歳以上であれば、外資系の方が平等にスキルを評価してくれる傾向が強いように感じます。
 結論として、過去に言われていた「35歳転職現解説」というのは現在のジョブマーケットには当てはまりません。35歳以上の方、40代の方、50代の方にもまだまだチャンスはあります。

ジョブマーケットの国際化

 2020年にコロナ禍が発生したのは記憶に新しいのですが、その後、ジョブマーケットが急速に国際化しているのを肌で感じます。10年以上前はジョブマーケットは日本国内で閉じていたのですが、現在はジョブマーケットがグローバル化しています。これは日本の国力が低下しているのが一つの要因だと思われます。以前は外資系企業のアジア拠点は日本に置かれることが多かったのですが、最近はシンガポールや中国に置かれることが多くなってきました。外資系企業から見ると、日本はアジア地域での国の一つぐらいにしか思われていません。
 求人票である Job Discription (JD) は英語表記であるのが当たり前になり、やり取りも英語でやるのが当たり前。コロナ禍の影響で世界中に zoom や Teams を用いたウェブ面談のインフラが整備されたので、国を跨いだ面談が簡単に行えるようになりました。現在のジョブマーケットは急速に国際化しています。もう、日本国内だけをみている時代ではなくなりました。

SNS 利用の拡大

 私は Linkedin と FaceBook のアカウントを持っており、どちらも英語で自分の略歴を書いています。すると Linkedin のメッセージからエージェントや企業から問い合わせがよく来るようになりました。 これらのエージェントや企業は国内に限らず、世界中から問い合わせが来ます。ただ、注意しなければいけないのは、見た感じ怪しげなエージェントからも声がかかるので、付き合うエージェントはきちんと選別しないといけないです。
 Linkedin ではエージェントや企業が出した求人を見ることもでき、そこから申し込むことも可能です。Linkedin は転職活動での重要なツールになるので、それを活用しない手はないです。

ジョブマーケットの変化に耐えるために

 世界的な雇用情勢の変化と、コロナ禍によるインフラの整備によって求められている人材像と、転職の方法は過去と大きく変わっています。よい転職機会に巡り会うためには、このようなジョブマーケットの変化をきちんと捉えて、然るべき準備をする必要があります。私は次の点に気をつけています。

  • グローバルのジョブマーケットを視野に入れる

  • 英語はできて当たり前、できないのなら習得する努力を

  • Linkedin は最大限活用する、プロフィールは英語で

  • 英語の CV (履歴書、職務経歴書のようなもの) を準備しておく

  • zoom や Teams の使用法に慣れる

 現在のジョブマーケットでは、過去の常識は通用しません。常に自分自身をアップデートしていく必要がありますね。みなさまの参考にしていただければ幸いです。

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