たけノこ

19歳、G なんか色々めちゃくちゃなこと書いてますが、初心者なので温かい目で見てやってください笑🙏

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最近の記事

乗り換え1回 17駅

一体 何時ぶりでしょう こんな経験は。 乾いた汗が張り付いた肌 と 椅子に溶け出て離れない疲れだけが支配する 夕方。 糸崎行き電車に揺られて

    • さとり

      猛省。 「今まで誰かの為に生きてきたから 少しぐらい自分の為に我儘に生きよう。」 そう言って我儘に、自分の欲に 少しばかり正直にしばらく生きてきた。 最近、調子乗ってたから そろそろ見つめ直してまたいつぞやのように 人に尽くして生きていこう。 そう考えていた時、 ふと 「今まで大して人の為に生きられていないではないか」 と胸の中から声が聞こえた。 恐ろしかった。 しょうもないプライドの為に反発したかったがそれはそれは腑に落ちた。 胸の真ん中がみるみ

      • オリジナル座右の銘

        死ぬほど辛いけど死んでないからまだ踊れる

        • 雨だって梅雨だって

          ずっと雨は嫌いだった。 じめじめするし、 蒸し暑いし、 洗濯物は生乾きだし、 靴は濡れるし、 出歩く時は荷物も増えるし、 寒いし。 ───いい事なんてひとつも無いと思ってた。 得することなんてひとつも。 けれども、 この間、霧雨の中を歩いていた帰り道見つけた。 近所の民家の畑からはみ出している、 名前は知らない植物が、 細やかな雨粒を載せて、 薄い雲から滲み出た陽光を受けて、 鮮やかな黄緑色を抱えていたのを。 ・・・生まれて初めて知った。 こんなにも綺麗な'

          (あなたが好きなんです。) O o

          君想い            小夜に膝つく 私には                「君うまいね」と         野豚が笑う ''野豚''が言った 「君うまいね」 の部分は 「うまいね君」 と迷ったのですが、 「うまいね君」だと、あくまで主語が''君''(句の主人公)であって、''野豚''がフォーカスしているのは''君''になり、 「君うまいね」だと、''君''ではなく''君''自身の何かしらテクニック(しらばっくれ)がスポットライトを当てられるので、より疎外感などが

          (あなたが好きなんです。) O o

          死と焦り

          「本日も過去に見ないほどの猛暑日になる模様です。」と鳴くキャスター。 しおしおしおしお・・・と、まるでこれから街を焼く熱の擬音を代弁するかのような控えめな蝉時雨。 ・・・・本当に朝早くからご苦労様の一言に尽きる。 父の喉元のリンパに悪性腫瘍が見つかった、と母から聞いたのは、 ちょうど眠気覚ましに顔を洗っているその時だった。 奨学金の書類の不備って何が足りなかったんだろう、と 寝起きでまだぼんやりとしていた頭には、とてもとてもカロリーの高い話。 途端に脳裏を駆け巡

          ふぉーえばーなつやすみな感覚

          崩壊も展開も破滅も発展も 進歩も死も変化も後悔も光も 何も無い、 平坦で無表情で淡白で無機質で無味無臭の ''1日''を、 まだまだたくさん消費しなくちゃならない。 この状況 この心具合 この惨状 この風景が 歌に聞く『素晴らしき人生』なのか あぁ、また、 今日だったはずの昨日から見た明日が、 昨日からみて明日だったはずの今日が、 ぼけたグラデーションをずかずかとまたいでやって来た。

          ふぉーえばーなつやすみな感覚

          「「「郷に入っては郷に従え」」」

          郷に入っては郷に従えって結構残酷じゃない? ドイツのお店ではケーキにフォークを縦に突き刺して提供するのよ とあるSNSで、とある日本人が、日本のどっかのドイツスイーツを提供するカフェについての投稿で、ケーキにフォーク刺さったのを見て、 「えなにこれ行儀悪い!!!」って言って写真つきで投稿してて、 コメ欄とかでも 「日本の中なんだからフォークは外せよ...」 「なんでこんなことしてんの?」 「おかしくない?」 つって寄って集って好き放題言ってたの。 ''別に味が変わるわけで

          「「「郷に入っては郷に従え」」」

          いつか好きになれる自分を

          何も無い 今の自分には何も無い 生きる価値が無い。 胸を張れる個性もない。 誰かに肩を並べる根性もない。 周りに流されない自分の杭も無い。 生き恥しかない。 度胸もない。 にきびしかない。 腐りきった性根しかない。 周りに流されてきた悔いしかない。 でも生きたい。 生きたい。 死にたくはない。 先立っていった人達に会いたい気持ちもあるけれど、まだまだ生きていたい。 行きたい国がある見たいものがあるしたいことがある圧倒したいやつらがいる食べたいものがある特別な時

          いつか好きになれる自分を

          違う世界の自分なら

          朝から 血の繋がった敵①、 血の繋がった敵②、 血の繋がった中立の少女、 血の繋がった中立の女性、 の話し声で目が覚めた。 ・・・朝からやかましい。 ふすま1枚隔てただけではやはり夢でさえ侵食されてしまう。 金属製のロフトベッドが軋むため、必要最低限の動きだけで寝返りを打つ。 枕の下のスマホはいじらず30分。 エネルギーの足りないぼんやりした頭で孤独感をなぞっていた。 虚無・・・・ だが決して輪の中に入りたいわけではない。 ただ胸の当たりに気色の悪い風が吹いて

          違う世界の自分なら

          穴開きーJEANSは恋をした

          最初はとっても綺麗で可愛くて ほつれ一つない一巻きのお話。 けれど 使いに回されて使い古して ほころんで泣き叫んで 傷ついて気づいたら、 呼び方も見た目も名前も表情も変わってしまう。 何より 痛むのは生地だし 痛々しいのは君 でもそれも、 見方をおぼえて味方をかえて 泣き方をおぼえて鳴き方をかえれば、 いつも疼く傷でいつか別れる大好きになる きっとそうしていつしか、 素晴らしい栄誉の傷であり 痛々しい過去の思い出であり 馬鹿馬鹿しい笑い話であり

          穴開きーJEANSは恋をした

          焦がれ。

          ぼんやりと淀んで、 薄桃色にぬるく、 撫でるようにむず痒く、 そして突き刺さる。 それはもう深く強く。 分かっているのに見ないフリ 見えているのにとぼけるフリ 痛いはずなのに何も感じない 悲しいはずなのにとりあえず笑ってしまう いつか実を結ぶ夜明けを夢見て、 溜めた息でまた頭を埋める 言いたくないし 聞かれたくないし 独占していたいし 共有されたくないし 一緒になりたかったけど周りと同じままなのは我慢ができない 右も前も南も影も明日も何もかもが