エッセイ:父親とうまく話せない
父親は論理的思考が強固な人だ。
だからか気軽に話しかけられない。
話そうとしてもなぜか妙に緊張してしまい言葉がうまく出てこない。
だから毎回怒られる。
他の人、友人とか仕事の同僚、上司と話す時はだいたい論理的に話せるのに。
メールですら緊張する。
正直恐いのだ。
世間一般の父親と比べ、優しい方だとは思うし、別に嫌いというほどではない。
しかし恐い。
ついでに趣味嗜好もあわない。
父親と話し終わると、疲れがくるのと、自分の不甲斐なさに悲しくなってくる。
ここ最近は一緒にいるだけで緊張してくる時もある。
二人だけの時なんか、なんて息苦しい。
父親の苛つきが伝わってくる。
ああ。