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詩:毎年の盛夏へ #虎吉の交流部屋初企画

毎年の盛夏へ #虎吉の交流部屋初企画

幾歳月を重ねても
梅雨が明けると
これからの盛夏を想う
山の余花は既に散り
雨上がりの夜空には
花火がしたたる
熱帯夜の記憶



詩に込めた思い:
生きてきて何年たっても梅雨が明けるとこれからの盛夏、真夏のことを思わざるをえません。
余花とは、夏になって若葉の中に咲き残る桜の花を言う言葉です。寒い地域や高い山などに見られるものですが、盛夏になればさすがに花は完全に散っています。しかしその桜の代わりに咲くが如く熱帯夜の雨上がり(梅雨明けとかけています)の空に花火がこれからしたたるんだなあと記憶を振り返りつつこれからの夏を期待する。ということを表現いたしました。

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