Vol.83 学級目標
これまで学級目標に対して、こだわることなく取り組んでしまっていました。だから、時間が経つにつれて学級目標は飾られているだけのものになっていました。最近は、学級目標よりも個人の目標を大切にしようと思い、「学級目標をつくらない」ようになっていました。ですが、これも集団で生活をしているということを考えたときに「本当にそれでいいのかな?」という気持ちがありました。教職員にも学校教育目標があり、そこに向かって何度もふり返り、そして見つめ直し、進めていっています。お飾りにならない、本当にそこを目指そうとなる過程、目指していく姿を支えるにはどうしたらいいか考えておこうと思います。
まだまだ、2日目なのでぐっとみんなで話し込むみたいなことは難しいかもしれません。まだまだお互いのことを詳しく知らないですし、不安もありますし、心の底から思っていることを出すということは難しいと思います。だからこそ、スモールステップでお互いが思っていることを聴き合う場にすることがいいと思っています。
1日目は
ペアで「どんな○年生になりたいか」を聴き合う
同じペアで「こんなクラスをつくっていけたらいいな」を聴き合う
ふりかえりを書く
2日目は
思いや願いに重なりがある子同士で聴き合う(安心感)
全体で聴き合う
キーワードが浮かんでくる
これくらいじっくり時間をかけてもいいのかなと思っています。毎年、反省しているのは「授業の中で学級をつくっていくんだ!」と意気込んで、年度はじめから結構一方的にガンガン授業を進めています。今年度は、「焦らず、じっくり」を意識しながら子どもたちが「実感する」という過程を支えていけたらいいなぁと思っています。
では、今日は学級目標というものを「意識する」、そんな時間をみんなでつくってみたいと思います。
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