Vol.169 『授業技術 3年・4年』
こちらの2冊の本の国語を執筆させていただきました。
これら2冊の本を書く過程で「授業技術」「要所」「難所」をあらためて考えることができました。さらには、伝えたいことや書きたいこと、伝えなくてはいけないこと、書かなければいけないことについても、検討しながら書き進めてきました。
いつも自分自身が大事にしているのは、この1時間でなんとかしようとしないということです。1時間で完璧を求めてしまうと無理が出てきてしまいます。だからこそ、
これまでの学びや経験とのつながりを意識する
これからの学びへとつなげていく
無意識だったものを意識化する
学ぶ土台をつくる
といったところを大切にしています。
例えば、今回3年生、4年生の両方に「辞典」を使用した学習について書いています。ここでも、辞典の使い方にのみ焦点を当ててしまうと「何のために?」といったところが曖昧になってしまい、「これから」へとつながりにくくなってしまいます。
だからこそ、辞典との出会い、もちろん辞典の使い方、そして日常へ、というようなことを書かせていただきました。
ただ、ページ数の制限もあり、そうした自分自身のおもいの部分が分かりづらいと思います。ぜひ、読まれた方とはお話しする機会をいただけたらと思っております。どうぞよろしくお願いします。