Vol.122 第2回KETA研究会
昨日は第2回KETA研究会にて実践発表をする機会をいただきました。実践発表の準備をする過程でも、発表後の質問や対話を通してもたくさん学ぶことができました。
今回「児童・生徒主体の学びとICT活用を問い直す」というテーマをいただいたので、
子ども主体の学びとは?
子ども主体の学びとICT活用とは?
と、整理していくことから始めました。その中でもICT活用を考えた時に、
ICT活用が「より」というところにつながることが大切だなと思いました。「より」が生まれるような活用を子どもも教師も大切にすることで生まれる学びというのがあると思っています。
実践発表では、「自律しながら学ぶ過程におけるICT活用」と「協働しながら学ぶ過程におけるICT活用」とに分けてこれまでの活用を整理しましたが、“何が”「よりよく」なっているのかを言語化することで意識できることがありそうだと思っています。あと、自分は協働の面でのICT活用で教師が勝手に制限していることが多いなと気づくことができました。
実践発表後に質問で、「『問い』が生まれる、整理する、絞る過程で教師としてどんな働きかけをしていますか?」という質問がありました。このときにうまく答えられませんでした。今、あらためて考えてみると
全体で題名を話題にして今の考えを聴き合う場づくり
同じ考えの子同士で考えを聴き合う場づくり
ふりかえる場
よくわからない、まだはっきりしていないに気づく
こうやって箇条書きにしてみると、間接的なはたらきかけで一人ひとりの中に問いが生まれてほしいと思っているんだなと思いました。まだまだいいのか悪いのかわかりませんが「問いを絞る」とか「問いを整理する」といったことを全体でしたり、考えたりしていません。自分から問いというのを強調するのもなぁと思っているところもあります。
次の単元でもう少し、一人ひとりの様子を見取りながら「問い」というところと向き合ってみます。
昨日の会、学んだことがたくさんあったんです。
見方・考え方
念力
五感
比較
多面的・多角的
言葉を定義する
もういろいろありすぎて、ここで書ききれません。また、ちょっと自分で一旦ちゃんと消化して、子どもたちとともに学びを進める過程で理解していきます。
素敵な会の運営をしてくださった先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。あと、新しい出会いもありました。これからも様々な先生方との出会いを通して学んでいきたいと思っています。