授業づくりで心がけていること 第131回e-cala cafe
今日のe-cala cafeでは、授業づくりで心がけていることについておしゃべりしました。
参加してくださった先生方お一人ずつ、どんなことを心がけているかをお聞きしていくと、共通していることが見えてきました。
・単元レベルでの授業づくり
単元を通して、身につけたい力を子どもたちが、自分たちが自分の力で獲得するにはどうすればいいのかを考える。
・子どもの学びの実態から授業を構想する
教材に出会った時に、子どもたちが何を感じて、どんなことに関心をもつかを考えて、授業を構想する。前時の学びの様子から次の時間は何を子どもたちと考えるとよいかをざっくりイメージしておく。
板書計画を立てながら、模擬授業的に頭の頭の中を整理する。
・そのときの空間をみんなで創ることを実感するようにする
子どもたち一人ひとりが、ともに考える喜びやここにみんながいることはとても素敵なことなんだよという実感をもてるようにするにはどうするかを中心に考える
授業の導入で、今の気持ちは何色?などと誰も表現できるような問いを立て、語り合いながら、学びの空間を温めていく。
まとめると・・・
①教室いる全ての子どもたちの存在が認められ、温かな空間の中で、子どもたちの思考に沿って授業が行われてく。
また、
②1時間1時間の授業レベルではなく、その単元で身につけたい力、資質・能力を明確しながら、単元レベルでの授業づくりを行う。
そして、
③事前に考えた授業構想も、子どもたちの学び、思考の流れで合わせて、随時修正しながら授業を創っていく。
授業づくりに大切なことを学ぶことができた、充実した1時間でした。