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脱炭素社会は実現するか?

たけむりんは、細々となけなしのお金で投資をしている。

ダイビングが大好きなので、海の環境の変化にとても心配をしている。

地球温暖化による水温の異常上昇に伴うサンゴの死滅、海水面の上昇。

最近海外の若い活動家が気候変動を何とかしなければと思い実際に行動されている映像をよく見かける。立派なことだと思う。ただ少し違和感もある。

地球にとって今すぐに動かなければ取り返しのつかない事態を招くかもしれない。しかし人間側も働き生きている。急激な変化は社会的に取り返しのつかない大きな負荷をかけることにもなるかもしれない。

具体的に、今日本は電力のほとんどを火力発電に頼り、石炭、LNGなどに頼り切っている。これを「じゃあ地球に悪いし来年からやめる」となったらどうなるか・・・・。火力発電所で働く人、それに関係する人たち。働くところがなくなる。約70%も火力発電所に頼る現在、電力不足になるので1日に使用できる電気は7時間。もしくは電気を使えるのは30%の人たちだけ。こんな社会に耐えられるだろうか?また原子力発電に戻る?それは絶対にしてはいけないと思う。

ただ1人の地球人としてこのまま地球の環境が悪くなるのは見過ごせない。ただ海外の若い活動家みたいに行動する勇気もない。

じゃあどうすれば・・・・

そこで冒頭でてきた「投資」に行き着いた。つまり将来地球の環境をよくするであろう企業に応援の意味を込めて投資すること。「投資」と聞くと金儲けの道具でしょという方も多くいると思う。それは否定しないが、少し「投機」とごっちゃになっているのかもしれない。

小さな勇気で、未来の地球を救う手助けになれるのが「投資」だと思う。

1人の力は少ないが多く集まればすごい力になる。

企業の地球にやさしい技術の開発を応援し、脱炭素社会の実現につながれば、地球も我々人類もWin-Winではないか。

そこでたけむりんが、注目をしているものが「水素」。

水素は取り扱いが難しい。運ぶのも困難。

何か突破口がないかいろいろ調べてみると面白い記事があった。

「アンモニア」の簡単な条件での合成方法が見つかる。

アンモニアの合成は式の上では簡単だ。

N2+3H2→2NH3 たったこれだけ。

だが合成方法は今までハーバー・ボッシュ法というとてつもなく過酷な条件で電力を食い、大量の二酸化炭素を排出するものでもある。

それを常温、常圧の条件で合成できる。なんて画期的なことだろう。

つぎは簡単に分解する方法がないか?  なんとあった。

ピンとくる方もいるかもしれないが、水素よりアンモニアの方が幾分取り扱いが簡単だろう。つまりはアンモニアが水素キャリアーとなるのではないか?水素よりも扱いやすいアンモニアのような水素キャリアーが発見され、より簡単に水素という物質を扱えるようになれば脱炭素社会も夢ではないのではないか?ただアンモニアを水素キャリアーとして使った場合猛烈に臭そうではあるが・・・

たけむりんは、科学者ではないのであくまで妄想の域をでないが、「投資」をするようになってますます地球環境について、地球にやさしい技術の開発をしている企業や団体がないか調べるようになっている。

極端な変化は誰も好まない、敵をつくりみんなで攻撃する姿勢も好感できるものではないが、「地球環境をこれ以上悪化させたくない」という小さな変化が、行動が、社会を変えるきっかけとなるのではないか?

地球、社会、自分、関わるすべてがWin-Winになれる、その一助となりうるのが「投資」という行動ではないかと思う。

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