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ブラウブリッツ秋田:トップチーム練習取材6/1(吉田監督、山田)

新型コロナウイルスの影響で、開幕が長期延期となっていたJ3リーグ。ついに6月27日(土)の開幕が決まりました。

自分のなかでは試合を観られる高揚感と、本当に大丈夫なのだろうかという不安が6:4くらい。そんな心境で6月1日(月)、メディア向けに公開されたトップチームの練習を取材すると、監督や選手が発する声や表情からは緊迫感が伝わってきました。

いままで緊迫感がなかったわけではありません。ただなんと表現すればいいのか、練習開始時からギアを上げるスピードが早くなったというのか、そういう印象を受けました。つまるところ、これが試合を見据えた競争であると。

この日の取材対応は吉田監督と山田キャプテンでした。写真は練習会場のスペースプロジェクト・ドリームフィールドのベンチ側に位置したグループです。

これから開幕まで、チームを取材する機会がどれだけあるのかはわかりません。それでも許可された際には、監督や選手の取り組みをしっかり見たいと思います。

なお2020シーズンのJ3リーグは奇数の19チームで構成するので、ブラウブリッツ秋田が6月27日の週に試合がなかった場合は、さらに開幕がずれ込むことになります。近隣チームとの対戦を優先しながら、まったく新しく組み直す日程の発表は6月15日(月)の予定。

前山恭平選手

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林容平選手

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中村亮太選手

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江口直生選手

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ハンホガン選手

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田中雄大選手

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千田海人選手

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キャプテン 山田尚幸選手

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--開幕が決まったことについて。
待ちに待ってたので。ようやく来たなという感じです。

--6月下旬の開幕について。
寒い土地柄なので、暑いところでやるというのは。例年夏場の勝率がよくないということもありますので。暑さ対策はチームでやると思うんですけど、おのおののコンディションの持って生き方というのが大事になってくるのかなと思います。

--サポーターに向けて。
グラウンドで一緒に戦いたかったという部分はあるんですけど、無観客試合ということで。生で観れない人たちがたくさんいると思うので。その人たちにも映像ですけど、しっかり見てもらって、楽しめるサッカーを僕たちはしないといけないですし。開幕からスタートダッシュを切れるように、しっかり勝ち点3を取りにいきたいと思います。

--チームの仕上がり具合について。
開幕が伸びたことで自分を見つめ直す期間はすごくあったと思うし、一人ひとりを伸ばすチャンスでもあったので。技術という面では向上したのかなと思いますし。ただチームが始動して間もないので、またひとつに目標を持っていって、開幕までにはしっかり全員力で戦いたいと思います。

--チームの雰囲気は。
みんな待ちに待っていたと思うので。ようやく開幕が決まったなという感じで、みんな気持ちもたぶんたかぶっていると思います。

--開幕が伸びたことは、新監督が就任したチームにとってメリットになったか。
監督が言っていることはすごくシンプルで、はっきりとしたところなので。わかりやすいところだと思うんですけど。吉田監督は走らないとできないサッカーなので、シンプルだけどすごく疲れるサッカーだけれども、これをやらないと勝てないということはみんな理解しているので。すごくハードな練習ができていると思います。

--チームメイトの顔つきは。
みんな明るい顔はしていると思いますし、プレーでも生き生きしているなと感じます。l

--監督や選手の表情や声から緊迫感があったように思えたが。
もう1ヶ月切ってますので、緊迫感と緊張感を持って練習ができたと思います。監督もそういう声というのは出ていたと思いますし、またひとつチームを引き締めて。このコロナ期間で気持ち的にも緩まった部分を引き締め直してくれたのも監督ですし、これについていかないといけないなという気持ちにはなったと思うので。またこの1ヶ月、ハードな練習をして、開幕に向かいたいなと思います。

--監督が引き締めた部分とは。
練習でも聞いていたと思うんですけど。(練習メニューで)タッチ制限があったんですけど、何人もタッチ制限を越えしまったタッチ数でプレーしたりだとか、監督が言ったルールというのを理解せずにプレーしたりだったり、そういうところの集中力だと思うので。一人ひとりの。そこは引き締めないと正直練習にもならないので。そういったところは引き締めてもらえたかなと思います。

--6月15日に日程が発表になるが、対戦相手の分析などは。
相手のチーム分析はスタッフに任せているので。僕たちは目の前の試合に勝つことだけなので、そこしか見てないです。

--ドリンクのボトルの扱いについて。使いまわしをしないことになるのか。
(使いまわしをしないのは)正直しかたないところなので。そこはルールにのっとってやらないといけないですし。まだコロナが収まったわけではないので、僕たちもしっかり、いままで以上に引き締めてやっていかないといけないなと思います。

吉田謙監督

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--開幕が決まったことについて。
秋田県民の皆さんに感謝して、応援していただける方、支援していただける方に対して、感謝の気持ちをもって全力で取り組みたいです。

--重点的に取り組むことは。
サッカーの仕組みの基礎。ゴールを目指す。ボールを奪う。その2つです。

--激を飛ばしていたが。
ひとつのことにフォーカスすることでピントが合ってくると思いますので。攻撃のところで前を目指そうというところにフォーカスして練習しました。

--サポーターに向けて。
ブラウブリッツ秋田に対して、いつもご支援、ご声援本当にありがとうございます。全力で戦います。そして皆さんの力になれるように取り組んでいきたいと思います。

--きょうの練習で上積みできたことは。
まず身体のパワーづくり。そこは基礎が積み上げられたなと。そのパワーを走力や球際、シュート、プレーに活かせるように変換していきたいと思います。

--開幕が決まったことで選手に伝えたことは。
まずは感謝すること。スポーツができる。そして秋田県全員が協力しあって感染者が少なかったこと。チーム、クラブ一体となって感染者を出さなかったこと。その協力心がすばらしい。それを今度、勝利に向けて力を合わせて進んでいこう。それを伝えました。

--選手に変化が見られたか。
決まったことで、スタート地点が決まりますので、そこに向けて準備していく。それが手にとるようにわかりました。

--タッチ数制限の練習の意図は。
きょうは初日ですので、タッチ制限をしながら、判断の基準をしっかりと合わせていく。そこにフォーカスして練習しました。

--監督のいう「たむきさ」について、開幕に向けて見せていきたいものは
ひたむきさというのは、なにかに対して熱中している様を表すと思っています。ゴールを奪う。ボールを奪うことに夢中になって、熱中してサッカーに取り組んでいきたいと思います。
スポーツの一番大事な部分。懸命に、一生懸命にやる。そこを僕らがまず表現するということが大切だと思います。

--ピッチの両側にサイズの小さいゴールを3つならべて練習していたが、そのねらいは。
ゴールを目指す。ゴールが3つある。その判断のなかから選んでいくわけで。パスを何千本回して、勝ち点を取れない。ゴールを目指すんだ。まずは3つのゴールを見なさいということです。

--過密日程になることが想定される。そのなかで大切なことは。
走ることです。全員でひたむきに、誰が出ても変わらないような、勝利への執着心。それが大事だと思います。

--そのために練習からしっかり取り組んでいくということか。
練習というか、24時間サッカーに生きる。それが大事だと思います。

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竹内 松裕
金額に関わらずサポートは大歓迎。今後の取材活動に活用します。よろしくお願いします。