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毎日つづけることの威力
先日、臨床心理士の研修会のなかで樺沢紫苑先生とお話しするご縁をいただきました。
ストレスフリー大全やインプット大全、アウトプット大全の著者でベストセラーをバンバン出版されている方です。
みなさんも本屋さんでは必ず見かけている本ではないでしょうか。
僕は最初は樺沢先生が精神科医であることを知らずに読んでいて、こんなに分かりやすい文章を書かれる方がおられることに衝撃を受けました。
YouTubeのチャンネル登録者数は30万人越え。
ようやく1万人になった仏心チャンネルとは戦闘力が桁違いです。
なぜメンタルヘルス系の情報発信をするのか?
今では想像しにくいですが、
20年ほどさかのぼると、メンタルヘルスの情報は専門書以外にはほとんど手に入れることができなかったそうです。
「うつ」や「発達障害」という言葉自体も、今ではこんなに一般的になっていますが、当時は苦しんでいる人にすら届いていなかった。
精神科医療についての偏見も大きかったそうで気軽に受信することはできなかったようです。
樺沢先生はパソコンやインターネットにはいち早く習得しておられ、最初はメルマガから発信をはじめられました。
当時、アメリカに留学しておられたということで、「日本語に飢えていた」という背景もあるとのことでした。
私たち臨床心理士系ユーチューバーも「気軽に情報を」という思いはもっておりますが、当時のゼロベースで発信を始めた樺沢先生のことを想像すると今は発信のハードルは下がっているのは間違いありません。
圧倒的なアウトプットはどうやって?
YouTubeに書籍にメルマガ、驚くべきはそのアウトプット量です。
しかも、毎日更新。
自分がYouTubeをはじめるとこの「毎日更新」の半端なさを痛感します。
「ネタ切れしないんですか?」と聞くと、
「視聴者さんからの質問があるから無限に続けられる」
「続けることの負担はありませんか?」と聞くと、
「続けられるように楽しく、負担は極力減らしている」
とさらっと答えられます。
毎日つづけることで、レベルアップして今の樺沢先生の圧倒的な姿になっていることがよくわかりました。
私は何か特別な工夫があるのかが聞きたかったのですが、そんなものは無いようです。
ひたすらに努力を積み重ねてきた先に今の圧倒的アウトプットが成り立っていることがよくわかりました。
がんばるしかありません。
もう一回、読んでみます。
今後のアドバイス
「自分なりに世界を切っていく視点」というお話をいただきました。
樺沢先生だと精神科医という視点で世の中のあらゆることを考察しておられます。そのなかでもご専門の睡眠に関してはすべての書籍や論文に目を通しておられるとのことでした。
武田にとっては、仏教と心理学という視点になるわけですが、これについても先生曰く、「どんな事象についても考察できるはず」。
改めて考えると、発信するときに「これがいいのか?あれがいいのか?」ということを考えて立ち止まっている自分がいることに気づきました。
「これもあれも発信する!」と決めてしまうところから、毎日更新は可能になるのかもしれません。
私自身はまだまだ毎日更新できる能力はありませんが、YouTubeやnoteを少しずつがんばって、樺沢先生レベルのアウトプットができるようになりたいです!