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【香港旅行】 〜4日目/帰国〜

いよいよ香港旅行も最終日。4日目の様子を紹介したいと思います。極限まで予算を削って、カツカツの生活をしていました。なるべくお金をかけずに楽しみ尽くします。

香港名物モンスターマンションへ

みなさんは香港と聞いて何が一番初めに思い浮かびますか?私の場合は、息が詰まるような高層ビルが思い浮かびます。ということで最終日はホテルをチェックアウトしてから、香港島北部にある通称モンスターマンション(益昌大厦)に行くことにしました。

アクセスはシンプルです。(私のホテルの最寄駅「旺角駅」からのアクセスをご紹介します。まず、旺角駅からアドミラルティー駅までレッドラインに乗り、そこでチャイワン方面行きのブルーラインに乗り換えです。そこからタイコー駅まで乗って下車。地上に出て大通りに沿って西側に10分ほど歩くと到着です。

道中で香港限定・グレープフルーツシトラスティーを。

益昌大厦は数々のロケ地になったことで観光地化した、民家の集まる雑居ビルです。観光公害が深刻化したことを受けて香港当局が2018年から観光客の立ち入りを禁止していましたが、2023年末に制限が解除されました。5つのビルから構成されており、約2000戸以上の住宅が入っていると聞きました。(現地でお菓子を売っていたおばちゃん談)

実際、見上げるようにして下から見てみるとその大きさに絶句しました。建物がコの字型になっていて上を見ればそこには空だけが。殺風景にも思えますがなんともSFチックな眺めです。観光客はというと、思ったほど多くはなくパラパラといる感じでした。中には本格的なカメラマンを雇ってきている人もいて、インスタで映えそうな写真を撮ってもらっていました(笑)

不気味な雰囲気が漂っている
殺風景な景色が広がっている

いよいよ帰路へ

私の帰りのフライトは17:55発。空港にはだいたい2時間前を目処に到着しておきたかったので、一度旺角駅にある私のホテルに寄ってから空港へと向かいました。往路は空港鉄道を使いましたが、今回は少しでもお金を節約したかったので空港バスを利用しました。料金は空港鉄道のおおよその半額である540円でした。
空港に着いてからはプライオリティパスが使える2つのレストランに寄って昼食を済ませました。「莆田」という中華料理屋さんでは、海鮮麺と香港式餃子をオーダー。中国茶までついて無料とはプライオリティパス、恐るべし。

日本円でおよそ3600円分の食事を無料でいただけた


そして「caviar house」というキャビアを看板商品に掲げるお店では200HKD分の食事ができるということで行ってきました。キャビアはもちろん買うことができません。(定価から200HKDを引いた差額を払えば買えますが、今回はお金を使いたくなかったので断念) 向かい側の系列のバーレストランでフランスさんのブランド生牡蠣をオーダー。これがめちゃくちゃ美味しい。滑らかな口溶けが最高でした。正直「これからフライトなのにここで牡蠣が当たったら終わりや」と思っていましたが、結果的には杞憂でした。

店員さんが間違えてテイクアウト用の容器に入れてしまったよう。再度盛り付けようとしていたが洗い物の手間を増やさせたくなかったのでテイクアウトの容器のままいただいた。


フライトは特に遅れることなく順調に飛び立ち、定刻で羽田空港に到着しました。

復路も香港エクスプレス航空を使用

今回の香港旅行を終えて

ずっと自分にとって関心の的だった香港。やはり現地に行かないとわからないことばかりでした。シンガポールと並ぶアジア経済の中心地という位置付けが自分の中でされていましたが、実際は半分本当で半分間違っていた気がします。為替相場が米ドルと固定されているドルペッグ制。確かに経済は潤い、物価・賃金共に高い状態でした。しかし一方で、貧困に喘ぐ人々の姿を街中で見かけることが多く、貧富の差がかなり大きく広がっていると気付かされました。表向きは大都会で現代技術がふんだんに盛り込まれた景色が広がっていても、一度路地裏を覗いてみると適切に下水処理されていない下水が漏れ出していたり、ゴミが放置されたままになっていたりと衛生状況は劣悪とも言える光景があったこともありました。「まずは現地に足を運び、肌で香港を感じてみる」というモットーで計画した香港旅行でしたが有意義な時間を過ごすことができました。

帰国後は2日東京で過ごしたのち、今年初めての海外遠征・スリランカ遠征へ出発します!

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